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【コラム】「バナナ」は食べても大丈夫?

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は、「果物はヘルシーというイメージは大間違い」だという説を紹介しました。確かに、ブドウ糖や果糖は、血糖値スパイクを起こす可能性があります。

この話は、とりあえず横に置いておいて、今日は「バナナ」について書きたいと思います。

以前、わが家の朝食は、ホームベーカリーで焼いたパンに、コーヒー、バナナヨーグルト(時々キーウィも付くことがあります)。バナナは1人1本です。前説によれば、朝食にバナナは危ないのではないか、と考えてしまいます。

ところが、バナナは「完全栄養食」だと古くから言われています。

ここで、「完全栄養食」とは何か。現代の定義として、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」に定める必須栄養素を過不足なく補える食品、と言うのが良さそうだと。

最近は、様々な食品メーカーから「完全栄養食品」が製造販売されています。パンやチョコレート、味噌汁、スムージーなどのドリンク系、グミやクッキーなども。災害時の非常食のニーズもあるそうです。

ただ、以前から言われていたのは、玄米、卵、牛乳、サツマイモ、納豆、ヨーグルトなどなど。バナナも完全栄養食だと言われています。

バナナは、「ミラクル・フルーツ」と呼ばれ、非常に栄養バランスに優れているのだと。特に牛乳やヨーグルトと合せると、健康維持に必要な全ての栄養素を満遍なく摂取できるのだそうです。

ではカロリーはいかに、となるわけです。バナナのエネルギーは、皮を剥いた1本、約100gあたり93kcal。菓子パン(メロンパン)100gあたり349kcal、アイスクリーム1カップは約250kcal、ご飯1膳100gあたり156kcal。バナナは低カロリーなんです。

また、昨日のお話で出てきた、血糖値スパイクを抑止する食物繊維が含まれ、ブドウ糖や果糖に比べて分解・吸収に時間を要する「でんぷんやショ糖」が多い。したがって、バナナは食べても安心で、すこぶる栄養バランスの優れもの。

さらに、わが家では「ヨーグルトバナナ」ですから、まさに鬼に金棒。とは言え、バナナヨーグルトにハチミツを垂らすのはご法度なのだそう。これはハチミツが多量の果糖を含有するため。ここだけは要注意です。

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