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【コラム】「元気で長生き」そのために(7)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日から、超高齢者(百寿者、超百寿者、スーパーセンチナリアン)についてです。

2020年の国勢調査結果によると、(令和3年10月1日の数値として)日本の人口は、1億2614万6千人。

超高齢者の内訳は、
(1) 百寿者が約8万人で、全人口の6.3%。
(2) 超百寿者は、6,515人で、全人口の0.005%、また百寿者の8.2%。
(3) スーパーセンチナリアンは、141人で、全人口の0.000001%。超百寿者の2.2%であり、百寿者の0.2%に相当。

この数字を見れば、スーパーセンチナリアン(110歳以上の高齢者)になるにはメチャクチャ高い壁が、超百寿者(105歳以上の高齢者)になるにも高い壁が。では元気で長生きする秘訣は?

この分野の研究をされているのが、慶応義塾大学医学部・百寿総合研究センターの新井康通教授。

新井先生によれば、「スーパーセンチナリアンの最大の特徴は、100歳時点でも日常生活の自立が保たれ、百寿者の中でも特に健康寿命が長いこと」。
究極の健康長寿モデルともいえるスーパーセンチナリアンの医学的特徴は3つ。

・1つは認知機能が保たれていること。(ボケてないこと)
高齢になっても認知機能が保たれている人ほど、長生きの可能性が高い。(太極拳の師匠だ!)
・2つ目は、心臓血管病になりにくいこと。
「もともと百寿者は動脈硬化が少ないと言われていたが、血液バイオマーカーで調べたところ、心臓機能を示す数値が(NT-proBNPというものを用いた)スーパーセンチナリアンに到達する人ほど良好。」

・3つ目は、加齢によって体力や気力が低下しづらく、心身の活力が衰えにくい。(またまた太極拳の師匠だ!)

では、どうしたらボケなくて、心臓疾患になりにくく、体力・気力の衰えが防げるのでしょうか。

以下、次回につづく。

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