更新情報

【コラム】「冷え症」について。

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

最近サロンにお越しくださるお客様に、「冷え症」の方が多いように感じます。そこで、勉強のつもりで少々調べてみました。

最初に驚いたのが、西洋医学では、「冷え性」と言う体質と認識していて、疾患名としては認識していないそうです。逆に、東洋医学では、「冷え症」として、治療が必要な疾患として扱っているとのこと。

人の身体は、自律神経によって血流をコントロールして体温調節しています。

皮膚が寒さを感じると、自律神経(視床下部)からの指示で血流抑制し皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がさなくしていると。逆に、暑いと感じると、血流を増大させ、皮膚表面温度を高くし放熱させたり、汗をかいて、その蒸発潜熱で体温を下げる操作をしています。

女性の74%、男性の36%もの人が「冷えの症状」を自覚していると言う統計があるそうです。さらに、働き世代の「冷え症」の80%以上の原因がストレス・生活習慣による自律神経の乱れだとも。

「冷え症」の原因は、
1) 自律神経の乱れ
2) 皮膚感覚の乱れ(きつい下着や靴などで身体を締め付けることで血行が滞り皮膚感覚が麻痺)
3) 血液循環の悪化(貧血、低血圧や血管系の疾患)
4) 筋肉量が少ない(筋肉運動による発熱量が少ない)
5) 女性ホルモンの乱れ(ストレス、更年期障害)

【「冷え」が引き起こす負のスパイラルの可能性】

ストレスによって自律神経がバランスを崩し、交感神経が大きく優位に働くと、免疫機能を担う白血球が酸化して血液がドロドロになるそうです。またさらに、筋肉の硬直化が進むと。

筋肉硬直を生じると、血行が悪くなるので、ますます「冷え症」を悪化させてしまいます。

「冷え」による筋肉の強ばり、精神的な負担。身体と心の両面から「冷え」が生まれると言う悪循環には要注意です。

実際に私も感じていたのですが、人によって異なるタイプの「冷え症」があるのでは、と。

私の主人は、「内蔵型」。お腹がとても冷たいです。また、お出でくださったお客様では、「全身型」。身体全体に冷たさを感じました。
一方で、「下半身型」のお客様も。腰から下に冷たさを感じました。
その他には、私は経験していませんが、四肢末端型。手先、足先が冷たく、10~20代女性に多いそうです。

対策は、キチンとした食事、適度な運動、空調管理、ストレスの発散、そして「マッサージ」だそうです。

サロンMITSUKOは、お客様のお出でをお待ちしています。

PAGE TOP