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【コラム】「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」その3

コラム

【お知らせ】
来る5月12日(金)より、自宅兼サロンのリフォーム工事を行います。工事期間中は休業とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
尚、工事期間は3~4週間程度を予定しておりますが、天候に左右されますので、リニューアルオープンの予定につきましては別途ご連絡いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

引き続き、「素戔嗚尊(須佐之男命)」その3です。

追放された素戔嗚尊が降臨した、島根県東部、肥河(ひのかわ)(現:斐伊川)の上流、奥出雲町船通山。素戔嗚尊が川を上っていくと、美しい娘、櫛名田比売(クシナダヒメ)と年老いた神の夫婦「アシナヅチ(足名椎命)」と「テナヅチ(手名椎命)」が泣いている姿を目撃。
事情を聞けば、夫婦には8人の娘がいたが、毎年やって来るモンスター、八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)に娘たちを食べられ、最後、末娘の「クシナダヒメ」ももうすぐヤマタノオロチに食べられる運命。「ヤマタノオロチ」は、8つの頭と8本の尾を持つ巨大なモンスターだと。
素戔嗚尊は、『こんな美人の「クシナダヒメ」、バケモノに食われてしまうなんてもったいない。ぜひ自分のお嫁さんに欲しい!』と哀願。アシナヅチとテナヅチは「オッケー!」と快諾。

早速バケモノ退治の準備を。

<詳細省略>

ヤマタノオロチは8つの頭を持っているので、アルコール度数の高い強いお酒を8つの酒樽に分け入れて準備万端。ヤマタノオロチ襲来を待ちます。

のこのこやって来たヤマタノオロチ。旨い旨いゴックンと酒を飲み干し、酔っ払って寝てしまいます。この時とばかりに素戔嗚尊。手にした十拳剣(とつかのつるぎ)でヤマタノオロチを成敗!
すると何と、ヤマタノオロチの腹の中から剣が!
素戔嗚尊はこの剣を天照大神に献上。これが後に「草那芸之大刀(くさなぎのたち)と呼ばれ、「三種の神器」の一つとして皇室に受け継がれていくことに。

ところで以前、出雲縁結び空港でのお話し。
スーツケースを取りに行ったら大きな蛇のような人形が荷物と一緒にクルクル。
「あ、ウナギイヌだ!」と言ったら、主人「あれは、ヤマタノオロチ」と冷たい視線で一言。
出雲にバカボン違うだろ。

以下、次回につづく

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