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【コラム】「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」最終話

コラム

【お知らせ】
来る5月12日(金)より、自宅兼サロンのリフォーム工事を行います。工事期間中は休業とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
尚、工事期間は3~4週間程度を予定しておりますが、天候に左右されますので、リニューアルオープンの予定につきましては別途ご連絡いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「素戔嗚尊(須佐之男命)」最終話です。

素戔嗚尊は、須佐之男命とも書かれますが、
・神名の「スサ」は、出雲西部の神戸川中流にある須佐(飯石郡須佐郷)に因むとする説(須佐郷の族長をしていた)。
・真逆に、素戔嗚尊が「この国は小さい国だが、国として良い所だ。」と言って、自分の名前の「スサ」をこの土地につけたとする説があります。

いずれにしても、パワースポットの須佐神社、ここに「スサノオノミコト」の御霊が祀られていることは事実!
この須佐神社の在所ですが、67年前までは島根県飯石郡須佐村。なんと主人の出生地!ここで生まれ育ったと。ただ、山間部の過疎地。農業・林業以外ほとんどなし。現在の島根県出雲市佐田町。

素戔嗚尊は、見事「ヤマタノオロチ」を退治。約束通りクシナダヒメと結婚し、一緒に住む場所を探し巡ります。とある地で「ここに来て、私の心は清々しい」と言い、その地を「須我」と名付け、宮殿を造り、クシナダヒメと一緒に住みました。この場所が、現在の島根県雲南市大東町須賀です。写真は須賀神社。
須賀の地で美しい雲が立ち昇るのを見て、こう詠みました。

『八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を』
訳:雲が盛んにモクモクと沸き上がり 八つにも重なる雲が立つ出雲の地に 妻を隠す為に 垣を幾重にも重ねて作る その八重もの垣よ(31文字)

記紀で最初の歌であることから、我が国最初の和歌とされているそうです。

この歌から「八雲」は出雲を象徴する言葉に、「八雲立つ」は出雲に掛かる枕詞になっています。
また、ここで詠まれた「出雲」が出雲の国の起源とされています。

最後に、須佐神社の御祭神、須佐神社のHPに、「素戔嗚尊〈須佐之男命〉」、妻の「稲田比売命 (いなだひめのみこと)」、妻の両親「足摩槌命 (あしなづちのみこと)」「手摩槌命 (てなづちのみこと(須佐家の祖神))」とあります。稲田比売命とクシナダヒメは同義。
また、素戔嗚尊を御祭神とする神社は、八坂神社・島津神社系で全国展開されており、2,651社に上るとされています(wikipedia)。

一番最後の写真は、出雲縁結び空港で食べたスサノオラーメン。
真ん中のかまぼこは、ヤマタノオロチを退治した剣(十拳剣:トツカノツルギ)を見立てたもの。それにしても、かまぼこ、小っちゃ。
出雲縁結び空港に行ったら是非食べてみてください。きっと貴女も、かまぼこ、小っちゃと思うはず。

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