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【コラム】「胃脳相関」ってご存じですか?

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

「胃脳相関」と言う言葉をご存知でしょうか。以前、「脳腸相関」について書きました。

腸にも脳細胞が存在し、脳からの指令がなくても、腸が独自判断で機能したり、また腸から脳に情報伝達したり、あるいは、腸と脳が自律神経やホルモンなどの情報伝達系を介して、互いに影響を及ぼし合っていること。

さて、「胃脳相関」ですが、胃の機能異常が、自律神経を介して、脳に影響をもたらすことを言います。

「胃」は、ストレスを感じやすい臓器。「胃は心のバロメーター」と言う言葉もあるそうですね。ヒューマン・データ・ラボラトリーの実施した「胃の不調に関する実態調査」では、45.8%の人が胃の不調を感じているとか。

兵庫医科大学の三輪教授は「胃には、胃酸分泌、蠕動運動、知覚の3つの働きがあり、これらの異常が胃の不調につながる」と。

川崎医科大学の春間教授は「胃のシグナルは脳の広範囲に及び、胃の不調が不安感を増幅することが知られている」と。

ここで、春間教授。「胃脳相関と乳酸菌の最新研究」として、『ヨーグルト LG21』を推奨されています。

今日、主人が定期的に通っている病院から帰るや「胃脳相関から、胃を改善するのに、ヨーグルトにLG21を病院で推奨してたよ」と。

メーカーの明治は、「胃で働く乳酸菌」とCMしています。はて。ヨーグルトは腸内フローラ改善が主目的。胃で働くとは?

ちゃんと書いてあるんですね。小さく。「胃で生き残る力が強く、胃での増殖性が高い」と。追加すると、胃の中で、ピロリ菌の殺傷能力があり、ピロリ菌を減らすこともできるそうです。

本題に戻し、日本食糧新聞2021年10月18日で、明治と春間教授グループが、乳酸菌OLL2716株(LG21と同じ乳酸菌)の摂取で自律神経バランスの改善効果を確認したと。

胃の不調から、自律神経の乱れや体調不良を予防するのも夢ではないかも。

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