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【コラム】「食べ順ダイエット」は本当に効果があるのか?

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

以前、10月3日に、”やせホルモン「GLP-1」の驚きの効果”を書きました。

平成25年7月30日に「たけしの健康エンターテイメント・みんなの家庭の医学」、今年の9月29日にNHKの「あしたが変わるトリセツショー」で取り上げられたこと。

野菜や肉、魚と言ったたんぱく質を先に食べ、ご飯は食べ始めから5分以上経過して食べることでやせるのだと。その根拠は、ホルモン「GLP-1」にあり、と。

さて、これは本当に効果がでるのか?と、思われている方も多いのではないでしょうか。

今年6月12日、ブルーバックスの記事に「いつも何から食べる?「食べ順ダイエット」の効果を考察してみた」と題したものがありました。サイエンスライターで大学非常勤講師の佐藤成美先生。

結論の前に、食べ順ダイエットのハシリが2007年の「キャベツダイエット」ではないかと。これは、大学病院の医師が肥満治療として考案。キャベツはカロリーが低く、ビタミン類や食物繊維が豊富。整腸作用や血糖値の上昇を抑える効果があると。

また、インスリンは、血中の糖を脂肪に変えて体にため込む性質があるため、血糖値の急上昇を抑え、必要以上のインスリンを出さないようにする必要があるとのこと。

キャベツに含まれる水溶性食物繊維は、小腸での栄養素の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑えるそうです。オススメの食し方は、ざく切りキャベツ。ただし、効果が現れるまで、1~6ヶ月だそう。

で、前述の佐藤先生。食べ順ダイエットに効果がある、と断定できる効果の研究は進んでいないとのこと。

以下、次回につづく。

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