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【コラム】ドライヘッドマッサージ(6)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「ドライヘッドマッサージ その6」です。今回こそ、このテーマの最後になるようにしたいと思います。

「ドライヘッドマッサージ その1」では、頭痛や脳のだるさの改善になること、眼精疲労の改善になることを記載しました。
「ドライヘッドマッサージ その3」では、「皮脳同根」について記載し、脳に1番近い頭皮をほぐしているから気持ちいいと感じると記載しました。

今日ふと、「脳のコリってないのだろうか?」と考えてみました。そもそもマッサージとは、コリをほぐすもの。「腸もみ」はありますが、「胃もみ」や「膵臓もみ」なんて聞いたことないし。ましてや「脳もみ」なんて。

昔を思い出すと、受験勉強していた時、2時間くらい本当に一心不乱に、机に向かい問題集に取り組んでいた時(周りの音などは一切耳に届かない状態)、額(ひたい)の辺りが熱くなってきて、髪の生え際には汗がにじんだんですね。

それで検索してみると、「脳疲労」でした。さすがに「脳コリ」はありませんでしたけど。

脳の中には、思考・言語を理解する知性担当の「大脳新皮質」と、食欲など本能担当の「大脳辺縁系」、自律神経・食欲などをコントロールする「間脳」があると。
この3つがバランスよく機能しないと「脳疲労」と呼ぶそうです。

と言う訳で、もとに戻って、脳は筋肉ではないので、「コリ」はありませんが、「疲労」はあるわけです。

そして、「脳疲労」が原因で、自律神経失調症の症状がでたり、食欲コントロールができなくなり、肥満や生活習慣病に、うつ、認知症などにつながるリスクがあるそうです。

とすると、やはりヘッドマッサージで、「ゆったりと、心地よくしてあげることが必要だ。」と言う結論になります。

これまで、「気持ちよく頭とその周辺」をほぐすことだけを考えていましたが、「脳みそ」をリラックスさせてあげると言う視点も必要と今更ながら気付きました。

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