更新情報

【コラム】一人でも多くの方に伝えたい(1)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日から、久しぶりに「スウェディッシュマッサージ」について書き進めて行きたいと思います。一人でも多くの方に、「スウェディッシュマッサージ」を知っていただきたいからです。

「スウェディッシュマッサージの歴史」は200年余りと言われています。誕生は1813年頃。そもそものきっかけは戦争。

ロシア・スウェーデン戦争です。第一次ロシア・スウェーデン戦争が1788~1790年、第二次ロシア・スウェーデン戦争が1808~1809年。

スウェーデンは敗戦し、兵士は傷つき戦闘意欲も失い、国民は疲労と貧困に喘いでいたのだそうです。

このため国王が、スウェーデン唯一の体操中央研究所(保健体操士・マッサージ士を養成する学校)を設立したパー・ヘンリック・リンに、全ての国民(子供~大人まで)を健康に導くものを考案するよう指示があり、考案したのが「スウェディッシュマッサージ」の起源です。

「スウェディッシュマッサージ」誕生から以降、多くの研究者たちにより、筋肉解剖学や運動器官の研究が進められ、現在の「スウェディッシュマッサージ」が構築されています。

本来の目的が、全ての人を健康に導くものですから、「スウェディッシュマッサージ」の施術を受けると体の疲れ、コリがとれ、気持ちの面でも元気が湧いて来ます。

「スウェディッシュマッサージ」は、西洋マッサージの「いろは」とか、西洋マッサージの「基礎」と言われています。特にオイルマッサージでは、「スウェディッシュマッサージ」の手技を取り入れています。

例えば、アロマテラピートリートメント、バリニーズマッサージ、ハワイのロミロミ、タイ式マッサージなど、基本の手技が使われています。それだけ「スウェディッシュマッサージ」が優れたマッサージであることの証だと思います。

「スウェディッシュマッサージ」の他のマッサージとの違いは、大きく2点。
1) 使用するオイルの量が極めて少ない。
2) ゆっくりと大きなストローク、円運動で施術。

オイルの量が少なく、揮発もしないので体が暖かくなっていきます。ゆっくりとした一定なテンポで施術することで、無理なく体が疲れから解放され、とても気持ちよくなっていきます。とにかく世界一気持ちよく、世界一眠りに落ちやすいマッサージです。

つづく。

PAGE TOP