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【コラム】一人でも多くの方に伝えたい(5)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日に引き続き、「スウェディッシュマッサージ」について深掘りして行きます。「スウェディッシュマッサージ」と、他のマッサージではどこが違うのか。

「スウェディッシュマッサージ」の誕生は1813年頃と書きました。この誕生には、解剖学と生理学の裏付けがあります。そして、パー・ヘンリック・リンの教えを継承したスウェーデンのアクセルソンでは、筋肉療法を主体としています。

運動機能の向上、病気の予防・回復のための効果のあるものへ、解剖学的視点、生理学的視点からの研究・改良が続けられて来ています。各筋肉の起始・停止、筋繊維の走行など十分考慮し、独自の施術技術が出来上がっています。

「スウェディッシュマッサージ」誕生は、日本の鎖国の時代。日本で初めて『死刑囚の解剖(附分け)』が行われたのが、1754年。山脇東洋による。そして、1759年に解剖書『蔵志』を刊行されました。

しかし、日本のこういった時代、すでに西洋では、精緻な筋肉図が出回っていました。驚きますよね。

さて、世界中には沢山のオイルマッサージがあります。しかし、その主目的は、ほとんどのアロマテラピーのように「気持ちよさ」を目的としたもの。その技法は皮膚の表面を柔らかく撫でるようなもの。深く筋肉に刺激を与えるものではありません。

また、肩が凝ったと言えば肩を、足がだるいと言えば足をピンポイントで揉むものが殆んど。「スウェディッシュマッサージ」では、その一部分だけでなく、筋肉全体を解きほぐします。

さらに、昨今増えている「首のコリ」。大きな背中の筋肉と、首の奥深くの筋肉が関係しています。背中の筋肉は広く大きく全体をほぐします。また、首の筋肉には、「スウェディッシュ」にしかない「ミルキング」と言う技法があります。

その他にも、臀部や腰、太もも、膝下、足の甲などなど、「スウェディッシュマッサージ」独自の施術があり、お客様の要望にお応えすることが可能となります。

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