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【コラム】今年は「アンチエイジング」から(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は、「若返りホルモン」と言っても色々とあることが分かりました。いつまでも「若々しくいたい」のがホンネ、全部調べてみたいと思いますが、まずは私のお気に入り「マイオカイン」から。

正直なところ、「若返りホルモン」と言っても、どんな効果があるんだろう、ホントに効果があるの?と思いますよね。

最初にFANCLの情報からご紹介します。FANCLのビューティーサイエンス研究センターによれば、精油(エッセンシャルオイル)の中にある成分が、「マイオカイン」の分泌を促進すること、皮膚細胞の活性やコラーゲン産生に関わることを確認したそうです。

具体的には、「マイオカイン」が、肌の弾力性維持に関わっていて、「マイオカイン」が多いほど細胞活性が高まり、コラーゲン産生量も多いことが分かったのだと。つまり、プルプルお肌と言うこと。

また、「マイオカイン」分泌促進させる成分として、精油の「ローズマリー油」、「カミツレ油」、「ニューコージュ油」に効果があることが分かったそうです。

ちなみにこの研究成果は、日本薬学会第138年会で発表、当然ながら特許取得しているそう。

さて、「マイオカイン」にお肌をプルプルさせる効果があると言う例を上げましたが、目的はあくまでも「若返り」。そもそも「マイオカイン」って、何?ですよね。

次に紹介するのはKanroからの情報。「マイオカイン」が脳を若返らせる物質として注目されているのだと。「マイオカイン」は、ギリシャ語の造語で、「マイオ」は「筋」、「カイン」は「作動物質」から来ていて、「マイオカイン」は、筋肉から分泌されるホルモンの総称。

脳の成長に有効とされている「マイオカイン」には、BDNFと言うのとIGF-2と言うのがあるそう。

その他、骨格筋細胞に関与するミオスタチンとか、細胞内のたんぱく質分解酵素群のカテプシンとか、いろいろなホルモンがあります。今まで知られているもので50種類とも60種類とも言われています。

ここで「若返り」についてもう一度考えてみたいと思います。「マイオカイン」に関して、いろいろな方が効果を上げていらっしゃいます。アルツハイマー予防になるとか、糖尿病の改善になる、大腸癌の予防に、記憶力の向上になどなど。

これらは、老化に伴って体に不具合が出たと考えるのか、そうではなく、筋肉が衰えて「マイオカイン」の分泌量が低下することで老化現象が現れて来たと考えるのか。

私は、後者が妥当だと考えます。

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