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【コラム】今年は「アンチエイジング」から(5)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は若返りホルモン「マイオカイン」の総括を行い、最後に諏訪市医師会のお勧め運動法に触れました。ここで一つ追加しておきます。

2022年2月27日のTBS系テレビで放映された「健康カプセル!元気の時間」で、「若返り・幸せ!「ホル活」のすすめ」をテーマに東京女子医科大学内科学教授 市原淳弘先生が解説されました。

「マイオカイン」を増やす方法:マイオカインは筋肉を動かすことで(より)分泌されます。中でもお勧めは、ズバリ、お腹周りの運動。

内臓脂肪からは動脈硬化につながるアディポサイトカインと言う物質が出ているので、お腹を鍛える=認知症予防、ダイエット効果も期待できるそう。

さて、今日からその他の「若返りホルモン」について書いていきたいと思います。

最初のお題は、「成長ホルモン」。正式名称を「ヒト成長ホルモン(hGH)」と言うそうです。骨や筋肉を丈夫にしたり、代謝を活発にしたり、臓器を修復・再生する働きがあり、若さや健康維持に極めて重要な役割を担っているのだそうです。

しらかば農園/健康コラム 2019年12月「若返りホルモン」の活用①より。夢の若返りホルモンで今、話題なのが「マイオカイン」と「成長ホルモン」なのだと。

そして、「成長ホルモン」の大切な働きが、代謝の促進。具体的には、脳下垂体(脳の一部)から分泌されて、もちろん人体の成長促進に関与しますが、その他に、肝臓・筋肉・脂肪など様々な部位で代謝促進させる働きがあると。

問題は、成長ホルモン分泌のピークが15~20才で、その後加齢に従い減少すること。30~40才でピーク時の50%に、60才で30%、80才を過ぎるとピーク時の5%まで低下するのだと。

成長ホルモンの分泌が低下することで新陳代謝の活性が落ち、心機能の低下、コレステロールの増加、糖尿病になりやすく、肌にも多大なダメージを。

具体的には、代謝の低下によって太りやすく、内臓脂肪が増加、シワ・たるみなどの肌の老化、体力・筋力の衰退など。

次に、タニタさんの「からだカルテ」2020年12月8日から「筋肉からアンチエイジング!」では、成長ホルモンは若返りホルモンであって、骨や筋肉を強くし、脂肪分解、毛髪の発育、肌表面の再生を活発にすると。

そして、アンチエイジングには「筋トレ!」と。ダンベルやマシーンを使ったハイレベルな運動を推奨されています。

はて。

「マイオカイン」は筋肉から分泌されるので「筋トレ」は分かりますが、脳から分泌される「成長ホルモン」を分泌するのになぜ「筋トレ」が有効なのでしょうか。

以下、次回につづく。

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