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【コラム】今年は「アンチエイジング」から(7)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日から新しい若返りホルモン「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」について。DHEAは、「長寿ホルモン」とか、「若返りホルモン」、「スーパーホルモン」、「ホルモンの泉」などとも言われています。

DHEAの機能として、以下のことが知られています。
1) 男性ホルモン「テストステロン」や女性ホルモン「エストラジオール(エストロゲンの1種)」の材料となるホルモン。
2) 脂質異常症、動脈硬化、認知機能の低下、骨粗鬆症、糖尿病などに対する有効性が認められている。
3) 国内外の研究によって、DHEAの高い人が生存率が高いことが証明されている。
4) 肌の若さを保つ。
5) 性欲を高める。

一方で、DHEAは副腎皮質から分泌されますが、15~20才くらいをピークに、加齢によって分泌量が低下することがわかっているのだと。

また、「ストレス」がDHEAの大敵として知られているそうです。「抗ストレスホルモン」として「コルチゾール」は有名ですが、DHEAも「抗ストレスホルモン」なのだと。

「コルチゾール」もDHEA同様に副腎皮質から分泌されます。ヒトがストレスを感じると「コルチゾール」が分泌され、その際、体を防御するためのエネルギーを(おそらく糖分解して)血糖値を高めることで得ています。

ところがこの時、活性酸素を生じてしまい体のいたるところをサビつかせてしまいます(老化)。このため「コルチゾール」は老化ホルモンとも呼ばれているわけです。

ところが、同時に副腎皮質から「抗ストレスホルモン」として分泌されるDHEAは、この酸化作用を防いでくれるそうです。DHEAの作用を見てみると、本当の優れものだと思います。

ところが、「コルチゾール」と「DHEA」、どちらも同じく副腎皮質から分泌されます。「コルチゾール」の分泌に追われまくり、副腎が疲れきってしまうと「副腎疲労」。DHEAが分泌されにくくなるのだと。

「副腎疲労」を防ぐため、特にビタミンCの摂取を心がけましょう、とのことです。

以下、次回につづく。

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