更新情報

【コラム】今日は、「アドレナリン」!

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は幸せホルモンに関連して書きました。最も大切な要点は、

1) オキシトシンが分泌されることで、セロトニン分泌神経が刺激されること。
2) セロトニン分泌によって質の良い睡眠が得られ、翌朝、目がパッチリ開くこと。
ただ、最後の件(くだり)で、ドーパミンが分泌されることで、幸福感を感じ、ドーパミンが変化してアドレナリンとなり、「アドレナリン」が分泌されるとやる気が出ると。
ここの部分が頭に残っていて、今日は2006年の映画、「アドレナリン」を見ました。主演はジェイソン・ステイサム。

体内のアドレナリンが減ると即死する「毒」を摂取させられた、主人公シェブは腕利きのスナイパー。彼の奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。コミカルに描いてあるけれども、主演ステイサムの筋肉美は何度見ても美しい。そこで、「アドレナリン」について。

「血糖値」は、皆さんご存知だと思います。そして、すぐ「糖尿病」を連想されるのではないでしょうか。生活習慣病検診でも、「空腹時血糖」や「Hba1c」と言った項目がありますね。これは、血液中の糖分(ブドウ糖)の濃度が、健康状態に直結するから。
さて、ここで、血糖値が高くなると、体内では膵臓から「インスリン」と言うホルモンが分泌され、血糖値を下げるように働きます。一方、これに対し、血糖値が低くなると血糖値を上げるホルモンが分泌されます。
・成長ホルモン
・副腎皮質ホルモン(コルチゾール、アルデステロン)
・副腎髄質ホルモン(カテコールアミン:アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン)
・甲状腺ホルモン
・グルカゴン
・ソマトスタチン
なぜ、こんなにも沢山のホルモンが低血糖時には分泌されるのでしょう。これは、飢餓の記憶と言われています。少々の食糧不足には負けないぞ!と。

ここで、はて?
「ストレスホルモン」と言われるコルチゾールが出てきた!
「やる気ホルモン」、「幸せホルモン」と言われるアドレナリン、ドーパミンが出てきた!
これらホルモン、1つの物質でいくつもの役割を担っているんですね。まさに多機能。加えて、何重にも手当てができている。

ヒトの体とは、本当に神秘的に、且つ、精緻にできているんですね。

PAGE TOP