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【コラム】出雲の伝統料理 笹巻き

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、お義母さん(主人のお母さん)からいただいた、笹巻きを紹介します。毎年送ってくださいます。大変な作業なのに、お義母さん1人で全部されているとのこと。

お義母さんの友達に車に乗せてもらって、熊笹繁殖スポットへ。米粉を1kg単位で作りますから、相当の量の笹になります。笹を茎から切り取り、家にUターン。

笹の葉は1枚ずつ丁寧に洗い、米粉の団子をつける心棒も長さを整えて切断して洗います。

練った団子を心棒につけて、笹でくるんだ状態が写真の1枚目。団子がついている部分と、逆に手でもつ部分に紐状のものが見えますが、これは、い草(畳表に使いますね)。

沸騰したお湯に、そのままジャボンと入れて、再度沸騰したら弱火に。茹で時間はおよそ10分。

茹であがったら、団子のついている方のい草をほどきます。そして、手にもった方の心棒(1番太いからわかります)を押し上げます。すると先端から、薄皮の笹1枚だけの状態で先端から顔を出します。この薄皮を取って、きな粉や蜂蜜醤油を好みでつけて食べるんです。

この笹巻き、月遅れの端午の節句の行事として、男の子の健康を祈願したもの。また、熊笹は、殺菌効果や防腐効果があるので、健康祈願の意味もあったとか。

主人に聞くと、本当に毎年送ってくれていたと。もう、主人は61才。いつまでたっても我が子は可愛いものなんでしょうね。

最後に、話は変わりますが、最後の割れた茶碗らしき物体。洗濯バサミ入れに使っていたのですが、雑な性格な私。つい、割っちゃいました。

昨日、主人が見つけ、「あ~…!」2階から悲鳴が聞こえました。聞いてみると、主人が28才の頃から趣味で陶芸を20年近くしていたのだと。何と主人自作の抹茶茶碗だったそうです。普通、手作りの抹茶茶碗を洗濯バサミ入れには使わないですよね。私、またやっちゃいました。

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