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【コラム】季節の変わり目、腸活してみませんか?(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は、そろそろ季節の変わり目、1日の中での寒暖差が大きくなったり、目まぐるしく天候が変化したりが心配なこと。自律神経に負担がかかり、その乱れから免疫力の低下を招くことで、風邪など病気にかかりやすいので要注意。腸活しましょう。と、書きました。

免疫細胞(樹状細胞、B細胞、T細胞)の約70%が集まる「腸」を元気にしましょう。と。

しかし、免疫細胞って白血球じゃなかったっけ?つまり、血液中。

パイエル板は、リンパ節が集結する器官で、リンパ球(T細胞、NK細胞、B細胞)が多く存在するそうです。

では最初に、「腸活」とは。腸内環境(腸内フローラ)を整えること。フローラとは、お花畑のことです。腸内には、たくさんの種類の腸内細菌が住み着いていますが、同じ種類の細菌同士が寄り集まって定着しているのだそうです。ですから、細菌を染色して顕微鏡を覗くとまさにお花畑のようだったことからこのように呼ばれるようになったそうです。

で、腸内フローラを良好に保つために、善玉菌を摂ること、また、善玉菌の「エサ」になるものを摂るのも一手。

そもそも、腸内細菌は、善玉菌、日和見菌、悪玉菌からなります。そして、その割合が2:7:1になっているそうです。

書き落としましたが、腸内細菌の数。小腸(十二指腸、空腸、回腸の総称)には約1兆個、大腸には100兆個の細菌がいるそうです。あまりにも数が多すぎてピンときませんが、ヒトの細胞は40兆個あるそうですが、大腸ではそれ以上の細菌が生息しているんですね。

そして、善玉菌の代表が、「ビフィズス菌」、「乳酸菌」、この他最近「酪酸」が注目されているそうです。で、これらの「エサ」が、食物繊維。

悪玉菌の代表が「ウェルシュ菌」と「大腸菌」。

日和見菌は善玉菌に味方したり、悪玉菌に味方したりしています。

ちなみに、乳酸菌は栄養源を分解して「乳酸」を生成します。そして、ビフィズス菌は栄養源を分解して「酢酸」と「乳酸」を生成します。この時、生成した「酢酸」は、体内で強酸性を示し、腸管のバリア機能を高め、病原菌の増殖を抑制する働きがあるそうです。

また、興味深いことに、100才以上の超高齢者の腸内フローラでは、「ビフィズス菌」の占有率が高いそうです。

以下、次回につづく。

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