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【コラム】幸せホルモンの相関関係(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は昨日からの続き、幸せホルモンの関係性について。

・セロトニンについての追補。脳内セロトニンは2%、腸内セロトニンが90%、以前書きました、大切な「脳腸相関」と言うのがあります。腸内のセロトニンが増えるほど、脳内のセロトニンも増えるそうです。

・β-エンドルフィン:気分の高揚、幸福感、陶酔感をもたらす。脳内麻薬とも。ランナーズハイの状態、美味しいものをたっぷり食べた時などの満足感などで分泌される。
・GABA:自律神経のバランスを整える。高ぶりを抑え、リラックスさせる。
・アドレナリン、ノルアドレナリン:ストレス状態で分泌され、体を防御。集中力、行動力を高める。

【オキシトシンと他の脳内ホルモンとの関係】

「愛」と言う感情が高まった時、脳内では「オキシトシン」、「セロトニン」、「ドーパミン」、「エンドルフィン」などが分泌されます。

視床下部からオキシトシン神経は、脳内の様々な部位に張り巡らされていて、「オキシトシン」が分泌されると、側坐核からは、「セロトニン」、「ドーパミン」が分泌され、中脳水道周囲灰白質からは、「エンドルフィン」が分泌されます。さらに、扁桃体からは、「GABA」が分泌されます。

一方で、青斑核や弧束核からのノルアドレナリンは減少するのだそうです。

つまり、「オキシトシン」が分泌されると、幸せを感じる諸々のホルモンが分泌され、ストレス軽減するノルアドレナリンの寄助も確認されているのです。

即ち、「オキシトシン」は、まさしく幸せへの最高のプレゼントと言えると思います。

ですから、マッサージを施すセラピストは、自分の技量でどれだけの「オキシトシン」を誘引することが出来るのかを常に意識していなければならないと思います。

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