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【コラム】復活 「疲れ」って何だろう。(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
昨日は、脳神経の調査の結果、「脳の中でも、自律神経を司る中枢、視床下部と前帯状回(ぜんたいじょうかい)」が酷使されることで疲労が生じる旨を記載しました。

今日はまず、疲労感について。疲労感は、「疲れてるよ。」と言う身体からのSOS(疲労が存在することを自覚する感覚)。
人間にとって、「痛み」、「発熱」、「疲労感」は、三大アラームなんだそうです。これ以上ほおっておくと、修復不能になりますよ。休みなさいと。
疲労は、神経細胞が活性酸素によって損傷を受け、視床下部を含む脳のダメージですから、リカバリーしなければならないことは明らかですね。

次に、筋肉などが凝り固まるのはなぜ?肩こりってなに?
日本整形外科学会によると、「肩こり」は症状で、首筋、首の付け根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気が伴うことがある。とあります。
また、肩こりに関与する筋肉として、僧帽筋、頭半棘筋、頚板状筋、肩甲拳筋、棘上筋、小菱形筋、大菱形筋とされています。

そして、厚生労働省による国民生活基礎調査によると、肩こりの有訴者率は、5~24才で約20%、75~84才では、約54%だったそうです。

そこで肩こりの原因ですが、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷が挙げられています。筋肉の緊張が続くと、筋肉が疲れて疲労物質が貯まり固くなります。その固くなった筋肉に血管が圧迫されて、血液の循環が悪くなり、末梢神経に損傷を与えたりします。さらに、血管が圧迫されていますので、筋肉に十分な酸素や栄養素が行き渡らないようになり、筋肉に疲労が貯まって、ますます筋肉が固くなります。この状態が肩こりです。

ですから、マッサージを施すことで、固くなった筋肉を柔らかくし、血液の循環を促進させることで、末端まで酸素や栄養素を届け、老廃物、疲労物質を押し流し、こりを解消させます。
マッサージとは、皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的とした手技療法。(Wikipedia)

「疲労」と「疲労感」、「疲れ」、「症状」、「こり」ときちんと区別して見ると分かりやすいですね。

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