更新情報

【コラム】復活 「疲れ」って何だろう(1)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「疲れ」について、もう一度考えてみたいと思います。

およそ1ヶ月前に、3回に渡り「疲れって何だろう。」を投稿しました。
簡単に要約しますと、
1) 疲労とは、心身の負担が大きく、活動能力の低下した状態である。
2) 乳酸は疲労物質ではない。
3) 疲労とは、身体にかかる負担が大きくなると、活性酸素が生成し、この活性酸素が、自律神経を傷つけてしまい中枢である脳がダメージを受けてしまうことである。
と、言うことでした。

しかし正直なところ私は、「脳がダメージ?」、「疲れてるのは体でしょ。」、「じゃあ、マッサージで身体をほぐすのは、疲労とどういう関係があるの?」と、何かスッキリしない状態でした。

ただ、「疲労」と「疲労感」は区別しないといけないなとは考えていました。

もう一度、よく調べてみようと思い立ち、色々と読んでみて、自分の中ではスッキリした気持ちです。

1) まず、脳神経の研究は、まだ歴史も浅いそうです。みんな、疲れは筋肉に現れる、乳酸が貯まってる。だから乳酸が疲れの原因物質だ。こう考えていたんですね。
2) ところが、国民に疲労(疲労感)が蔓延してきている。調べてみよう。
3) 「あれっ?筋肉に疲労の痕跡がない。」
4) 「脳の自律神経の中枢とされている「視床下部」「前帯状回」と言う領域が強く疲労している。」この部分は、心拍数を上げる、呼吸を早くする、体温調節のために汗をかく、ストレスやリラックスの状態調節をする部分です。
5) 結果、疲労は「脳(中でも自律神経の中枢とされる部分)」にある。

ここで、またまた疑問が。疲労が「脳」にあるのなら、肩がこったり、足が疲れたり、そのためにマッサージを施すのはなぜか?

以下、次回につづく。

PAGE TOP