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【コラム】感情を左右する「血糖値」、「栄養素」

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は、血糖値を高める沢山のホルモンを書きました。その中に「アドレナリン」もありました。その他にも、ストレスホルモン「コルチゾール」や幸せホルモンの「ドーパミン」も。

すると、「血糖値」は「感情」と大きな繋がりがあるのではないか、と思い調べてみました。

まず、「アドレナリン」。交感神経を活発にさせ、心拍数、血圧上昇、発汗を促しストレスから守る。つまり、闘争本能に火を着ける。

次に、「ドーパミン」。感動、快感、意欲に関係性を持つ。

「コルチゾール」。ストレスホルモンとも呼ばれ、ストレスを感じると分泌される。つまり、耐性を持つ。

その他に、感情を左右する「栄養」についても調べてみました。

たんぱく質:「セロトニン」の原料となるトリプトファンはたんぱく質。したがって、たんぱく質欠乏はセロトニンを減少させ、落ち込みやイライラになりやすくなる。また、トリプトファン合成には、葉酸、鉄、ナイアシン、ビタミンB6も必要。

カルシウム:カルシウムイオンは脳神経細胞の興奮を抑制する作用がある。脳神経細胞に十分なカルシウムがあれば少しぐらいの事では動揺することもない。しかし、不足するとちょっとした刺激に過敏になり、精神的動揺が著しくなり、感情の起伏が大きくなる。

ビタミンB1:糖質の代謝に不可欠。脳のエネルギー源はブドウ糖。ビタミンB1が不足すると、糖の代謝ができず、脳が栄養不足に。その結果、イライラ、意欲の低下、集中力の低下、記憶障害に。

オメガ脂肪酸:イライラや攻撃的な感情を抑えると言われています。

「ブルーマンデー症候群」と言う言葉をご存知でしょうか。日本では、以前「サザエさん症候群」と言いました。日曜日の夕方、月曜日朝の出社の事を考えて憂鬱になる状態のこと。

ピザハットUKは、著名なコンサルタントと共同で、4つの幸せホルモン(オキシトシン、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィン)を増やすピザ用の最適な具材を突き止め、その具材を基に「気分を高めてくれるピザ」を開発。トリプトファンを豊富に含んだ材料を原料とすることでセロトニンを分泌させようとした試み。

英国モナーク航空(2017年、倒産)は、飛行機の移動で疲れを感じさせない狙いで、免疫力を高める成分を多く含むアイスクリーム、リラックス効果の高い緑茶、ラベンダーケーキ、腸にガスがたまるのを防ぐハーバルティー。

クオリティの高い生活する送るために、食生活も十分に吟味が必要ですね。

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