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【コラム】神社についての疑問(3)

コラム

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こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

神社についての最初の疑問。日本の神社の歴史の中で、「1番最初の神社はどこか?」について、昨日は、「伊勢神宮」は、HPによれば2000年の歴史があること、「出雲大社」は、同じくHPによれば、神代の時代からあったことまでを書きました。
しかし、神代と言われても、「それはいつ?」ですよね。

歴史年表を頼りに話を進めます。江戸時代からどんどん昔にさかのぼっていくと、弥生時代があって、「日本で食糧生産が始まってから前方後円墳が出現するまで」とされてて、紀元前10世紀から紀元後3世紀中ごろまでとのこと。

すると、伊勢神宮はどっぷりこの期間に入っています。

じゃあ、「鳥居のできた順を考えればいいか!」と思ったら、実際のところ、鳥居ができたのは8世紀頃とのこと。鳥居では判断できないことが判明!

じゃあ大工さんは?と考えたんですが、「金剛組」。世界最古の企業としてNHKでも放映されました。金剛組は、聖徳太子が百済(朝鮮半島)から呼び寄せた「宮大工」が起業。578年(飛鳥時代)創業の宮大工の集団。なので、宮大工でも判別不能!

やっぱり「古事記」、「日本書紀」、「社伝」に頼るほかなさそう。ただ、神社や神社由来の保管物の放射性炭素年代測定法(化学的分析法)を行っていた場合それが決め手になる場合も。

先を急ぎます。「日本最古の神社」でググってみましたが、色々出てきます。おそらく言った者勝ち的なところもあるのでしょう。そもそも社伝も言い伝えですし、記録のない時代のことですから。ましてや「神様」をお祀りしていますし。

第1位と言われている、言っている神社を列挙します。

〇 大神神社(奈良県桜井市) ご祭神は大己貴神(オオムナチノカミ)、ご神体は三輪山。古事記・日本書紀に記載多数。国造りの後、国譲りの際、出雲大社に身を隠したとあるので、出雲大社より歴史が古い。

〇 花の窟神社(三重県熊野市) ご祭神は「イザナギノミコト」、ご神体は高さ45mの巨大な岩。

〇 橿原神宮(奈良県橿原市) ご祭神は「神武天皇」と皇后(ヒメタタライスズヒメノミコト)。

〇 幣立神宮(熊本県上益城郡) ご祭神は「カムロギノミコト」、「カムロミノミコト」、天照大御神、その他多数、ご神体は命脈11代にわたるご神木で、15000年の歴史と言われている。

残念ですが、次回につづく。

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