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【コラム】食事からとるオメガ脂肪酸の重要性。

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「オメガ3」脂肪酸について書きたいと思います。

NHKの「ガッテン!」で、4年前の2018年に、気になる2つの放映がありました。

11月21日 「スプーン1杯でカラダが激変!?食べるアブラの新常識」
11月28日 「コレステロールの救世主!血管を掃除する秘策SP」

最初に11月21日放映分について。「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる油を推奨量を摂取すると、心筋梗塞などの病気リスクが低減すると。

「オメガ3」は、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、ALA(アルファリノレン酸)として知られています。魚の油、えごま油などに多く含まれ、必須脂肪酸と言われていますが、体内で作れないため、食事で採るしか方法がありません。

昔に比べ、たんぱく質の魚への依存度が減少(食事の欧米化)したため、近年では、「オメガ3」の摂取が減っていると言われています。

サントリーウエルネスによれば、心筋梗塞のほか、不整脈の発生防止、血栓生成の防止、中性脂肪値の低下などの効果があると。

さらに、DHAは考える力、覚える力を維持する、EPAは、ポジティブな気持ちをサポートするそうです。

ただ、毎日の夕食に魚を、と言うのも難しいのが実態。そこで、えごま油を何かにトッピングして摂取しましょうと言うこと。

また、11月28日放映分について。よく知られた「コレステロール」。善玉コレステロールと言われるHDL、悪玉コレステロールと言われるLDL。近年分かった新事実は、HDLは、量よりも「質」だったと言うこと。

善玉コレステロールは、血管の掃除をしてくれるのですが、コレステロールを吸う力の弱いHDLは、多くても力を発揮してくれない事が分かったとの事。そして、この吸う力の高い血液とは、「エイコサペンタエン酸」の濃度が高いこと。

このような事実から、オメガ脂肪酸と言うのは大切なんだ、と思います。手っ取り早くサプリで採ろう!と考えますよね。実際に、国内外でサプリメントの開発、販売競争が続いています。実際に、売れ筋ランキングなどもあります。

ここで一つ情報が。厚生労働省「統合医療に係わる情報発信等推進事業」から、あくまでも米国の情報としつつ、「食事に海産物を取り入れることは健康によい。ただし、サプリメントが効果的かどうかは不明。」だそうです。

また、心疾患に関して、サプリメントでは予防効果が認められなかった。加えて、脳、神経系、メンタルヘルスに関し、うつ病に対してサプリメントが有用であるかは不明。

食事から摂取する事が大切なんですね。

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