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【コラム】驚異のパワー!必須ミネラル「Mg」(1)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

いきなりですが、2019年のお話。この年は、天皇陛下が即位され、年号が「令和」に。大坂なおみが全豪オープンで優勝。ラグビーワールドカップが日本で開催され、日本ラグビーが初のベスト8入りした年でした。

この年、Mg(マグネシウム)に関する番組が3回放送されたそうです。
1) 4月16日、NHK BSプレミアム「美と若さの新常識」~カラダのヒミツ~美を創るミネラル!マグネシウムの実力
2) 6月18日、「林修の今でしょ!講座」マグネシウム食SP 医師がすすめる「マグネシウム食」
3) 9月4日、「ガッテン!」「心疾患&糖尿病をダブルで予防!」

それだけマグネシウムは重要な元素だということ。そこで、マグネシウムについて書き進めて行きたいと思います。以下マグネシウムをMgと略します。

まず、Mgは必須ミネラル。必須ミネラルとは、体内で様々な働きをする栄養素として必要なものの中で、通常の食事からは不足しがちなミネラルのこと。

Mgの他に、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルトがあり、全16種になります。

Mgを多く含む食事をとることで、心疾患の発症リスクは30%低く、糖尿病発症リスクは40%低かったとのこと。

Mgは、ヒトの体の中で、骨、血液、全身の細胞に含まれていて、その量は体重の0.05%。体重が60kgの人であれば、30g。

Mgの働きは、骨や歯の形成、エネルギー代謝など、体内の「酵素」を活性化させることなのだと。

なので、Mgを多く含む、納豆、豆腐といった大豆製品、アーモンド、わかめ、そば、ほうれん草、ひじきなどを食べましょう、とのこと。

ちなみに、Mg摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドローム、歯周病、喘息、骨粗鬆症、胆石、尿路結石、大腸癌、すい臓癌、動脈硬化、アルツハイマーなどなど、様々な疾病を誘引するのだと。

先ほど、体重60kgのヒトで30g、体重の0.05%のMgが体内に存在と書きました。さらにその60%が骨の中に存在し、残りの40%が筋肉、脳、神経に存在するそうです。

このつづきは、次回に。

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