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【コラム】ビタミンDの役割と効果(2)

コラム

乳製品とビタミンDを合わせて摂取することの重要性について触れました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

さて、「ビタミンD」は、カルシウム吸収の他にも、さまざまな健康効果を持つ重要な栄養素。ビタミンDの主な病理効果について説明します。

〇 免疫力の強化:免疫細胞(白血球)にはビタミンDの結合する場所(受容体)があって、そこにビタミンDが結合すると免疫反応を調整し始め、感染症に対する抵抗力が高まります。
〇 ガンの予防:ビタミンDは、細胞の増殖と分化を調節する役割を持っていて、がん細胞の増殖を抑制し、正常細胞への分化を促進して、がんの発生リスクを低減します。
〇 糖尿病の予防:ビタミンDは、インスリンの分泌と感受性に関係していて、血糖値の調節に関係しています。
〇 脳神経保護:ビタミンDは、神経細胞の保護と修復を行っています。ビタミンD受容体は脳内にも存在し、神経伝達物質の生成や神経細胞の成長を促進しています。
〇 うつ病予防:ビタミンDは、脳内のセロトニン(幸せホルモンの一つでリラックスさせる効果がある)合成に関与しており、気分の調節に重要な役割を果たします。ビタミンDの不足は、うつ病のリスクを高める可能性があります。

ビタミンDは、日光浴や食事から摂取することができます。ビタミンDは、これらの健康効果を得るために重要な栄養素といえます。

最後に、日光浴にはビタミンDを作るという大切な働きがあったわけですが、同時に「セロトニン」という幸せホルモンも作ってくれます。
セロトニンは、精神の安定、ストレスへの耐性、意欲を高めるといった重要な働きがあります。日光浴はまさにW効果ですね。

(完)

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