前編では、「三芳太極拳愛好会」の歴史や概要についてご紹介しました。
こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
さて、「準備運動の後、みっちりと太極拳の練習。」と書きましたが、何をどうみっちりなの?
「三芳太極拳愛好会」の練習場所は、埼玉県入間郡三芳町の公民館と集会所。部屋にあるホワイトボードに、師匠手作りの「24式太極拳」、「32式太極剣」の動作表が貼られます。
一言に太極拳と言ってもたくさんの種類があって、「体一つ」でするものや、「剣」や「扇」を持ってするものなど。
つい最近まで「24式太極拳」を練習してました。準備運動で体が柔らかく温かくなたら、「24式太極拳」を音楽に合わせて通しでやります。「24式」というのは動作の数が24個あるということ。
通しの後、たとえば「先週は12番までだったから、今日は13番から」というように師匠が言われると、「13番」をゆっくりとした動きで、一つ一つ確認するように何度も練習します。頭で分かっていても体がついていけません。
この時師匠は、たとえば「相手が切り込んできた時に、左手で払う動き」とか、「相手の側頭部を両手で挟んで膝で蹴り上げる動き」といったように、具体的な動作の意味を「手作りの動作表」の名前とも関連付けて教えてくださいます。
「手の動きがこう」と言われて覚えたつもりが、「この時足の動きはこう」、「足を開きすぎると次の動作に行けないから狭めに」など続いて言葉が来ると、頭の中がスパーク!最初はゆっくり、何回も繰り返して徐々に形になっていく感じ。この間も、師匠は1人ずつ動きを見ながら手や足を修正してくださいます。
なので、1回の教室で3つの動作を覚えるくらい。でも「24式」ですから8回通えば24個の動作になるはずですが、なかなか理屈どおりにはいきません。
最近になって「剣」も習い始めました。「32式太極剣」。こちらも丁寧に教えてもらっていますが、難しい!ただ1つ分かった事が、「24式太極拳」が出来ていないと「32式太極拳剣」は本当に難しい!でも、楽しいし、とっても充実しています。
以前、師匠が「年齢が上がるにつれて益々元気になるんだよ!」と。私もまったく同感。健康で悩んでいる人は太極拳すればいいのにと。
素晴らしい師匠と、素敵な仲間との練習、悩みストレスなんて吹き飛んでしまいます。
「三芳太極拳愛好会」は、新規入会者大歓迎、随時募集中です!