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【コラム】江島神社『清めの御塩』

コラム

私の「産土神」、「守護神」は、宗像三姉妹の三女「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」です。

こんにちは、埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

私は青森県の生まれ。以前、青森県神社庁に問い合わせましたら、私の「産土神」が「市杵島姫命」であることが分かりました。なので、日本三大弁財天の一つ「江島神社」の春、秋2回ある大祭には必ずお詣りに行きます。

ところで、私が江島神社にお詣りしたときに、必ずすることが一つ。それは、『清めの御塩』を大量にいただいてくること。『清めの御塩』というのは、神様の御前に供えられた「御塩」。霊力が宿った特別な「御塩」で、穢(けがれ)を祓(はら)うこと、厄除けに効果があります。これは「御塩」が悪いものを吸収してくれるため。

このため、永久に効果が続くわけではありません。交換が必要!長期間の放置は「邪悪な気」をたっぷり吸った「御塩」を置いているのと一緒ですから。月に2~3回の交換が推奨されています。

私の知る神社では、毎月「一日」と「十五日」に月祭をしていますので、私も合わせて「1日」と「15日」に『清めの御塩』を交換するようにしています。

使い方としては、神棚にお供えしたり、自宅前(私の場合はサロン)に盛り塩をしたり、サロンの床の雑巾がけにも使っています。

ところで、「塩」が穢を祓ったり、厄除けに効果があることの起源をご存じでしょうか?

国産み、神産みを行った神様夫婦、「イザナギ」、「イザナミ」ですが、「イザナミ」は火の神「カグツチ」を生んで死んでしまい、黄泉の国へ。ラブラブだった「イザナギ」は「イザナミ」を追って黄泉の国へ。ところがそこで見た「イザナミ」は、死者の顔、体中にウジがわいて見られたものじゃなかった!

変わり果てた妻の姿に「イザナギ」は凍りつき、一目散に逃げ出したんです。そして、何とか「イザナミ」から逃げ切り黄泉の国から脱出した「イザナギ」は、宮崎市阿波岐原町にある『みそぎ池(正式名:御池)』で穢れを祓ったと。

そこから、水、海水で身を清める、塩で厄除けするということにつながったそうです。

では、「黄泉の国」と「実在の国土」の出入り口がどこかにあるはず。これも古事記では、島根県松江市東出雲町の黄泉平坂(よもつひらさか)とされています。

島根から逃げ出てきた人(神様)が、九州の宮崎で禊する?

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