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【コラム】神話の国出雲・神々の国出雲(5)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOのセラピストの夫です。

ここからは、スピリチュアル界の草分け、江原智之さんに「日本一のパワースポット」と言わしめた「須佐神社」です。

出雲の国風土記に、『須佐之男命(素戔嗚尊)が各地を開拓した後に当地に来て最後の開拓をし、「この国は小さいが良い国だから、自分の名前は石木ではなく土地につけよう」と言って「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めた』という記述が残っています。

古事記、日本書紀でも、出雲神話でも有名な話。「須佐」という地名ができました。なので、当然ながら須佐神社の住所は、島根県出雲市佐田町須佐730。

「須佐」という地域は、詳細な歴史は省きますが、昭和31年以前の島根県飯石郡須佐村が発祥。なので、正しく言えば、素戔嗚尊が良い国と言ったのは、飯石郡須佐村のことです。

出雲市中心部から須佐神社に向かいます。川に沿うようにある道を中国山地の方角、南へ。左右は狭く、威圧するかのように山だらけ。出雲市の中心部からわずか20km程度ですがまるっきりの別世界です。山林が85%を占めます。

須佐神社には、素戔嗚尊が主祭神、奥様の稲田姫命(クシナダヒメ)、その両親の足名椎命(アシナヅチ)・手名椎命(テナヅチ)の4柱が祀られています。素戔嗚尊を祀る神社は、氷川神社、八坂神社など全国に多くありますが、須佐神社は唯一、素戔嗚尊が御霊を鎮めたところ。「日本一のパワースポット」と言われる由縁です。

素戔嗚尊は、須佐という土地の「宮内地域にある宮尾山」に霊を鎮め、その山麓に須佐神社がありました。その後、西暦800年代に現在の須佐地区に移転したと記録に残っています。

江原智之さんによると、須佐神社の中でも本殿裏手にある樹齢約1,300年の大杉の周りが最もエネルギーが強いのだそうです。私も大杉のところに行き、両手を広げて木の幹を抱え込むようにすると、体にビンビンとエネルギーが伝わってきました。凄いパワーです!

なぜ、宮尾山山麓の旧須佐神社跡地や宮尾山、あるいは現在の須佐神社本殿ではなく「大杉」なんでしょうか?
しかし、須佐神社境内に入るととても澄んだいい「気」を感じます。素晴らしいパワースポットであることに間違いはありません!

つづく。

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