こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOのセラピストの夫です。
須佐神社の鳥居をくぐり、社の右手前脇に塩ノ井(しおのい)という古い井戸があって、現在も水が湧き出ています。この井戸は、お砂取りのために訪れた「稲佐の浜」と繋がっていると言い伝えられています。
事実、日本海の潮の満ち引きによって井戸水の湧出量が変化していますし、薄い塩味もしています。
また、言い伝えによれば、素戔嗚尊がこの水を汲んでこの地を清めたそうです(須佐神社の七不思議)。
話は変わって、クシナダヒメ。
これまで私は知らなかったんですが、須佐神社からわずか2~300mのところに、クシナダヒメを祀った神社が昔ありました。ごくごく近所に。
今回、須佐神社近隣の案内図を見た時に、その神社の記念碑があることを見つけて分かりました。しかし、なぜこんな近くにクシナダヒメだけを別にお祀りする意味があったのでしょうか?クシナダヒメも須佐神社にお祀りされているわけですから。
素戔嗚尊にはスセリビメという娘がいます。この女性神が大国主命の本妻です。なので、素戔嗚尊は大国主命の義父です。
ところがこのスセリビメ。クシナダヒメとの間に生まれた子ではなく、母親不詳とされています。なので、腹を立てて一時期別居したとか?
つづく。