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【コラム】食事で免疫力を高めよう!(2)

コラム

病気の原因で、一つは「細菌」や「ウイルス」が原因。もう一つは「活性酸素」と書きました。また、空気中の「酸素」を使って、人の体の一つ一つの細胞でエネルギーを作り出していることも。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

問題はここからで、この「酸素」からエネルギーを作り出すときに、細胞の中で「活性酸素」と言われるものができてしまいます。「活性酸素」には何種類かありますが、メチャクチャ活発で、細胞や血管、組織などを破壊する力を持っていて、ガンの原因でもあります。

しかし、人間の体はうまくできていて、「活性酸素」を分解する酵素があったり、免疫細胞を持っているわけです。
では、免疫細胞って何?となるわけですが、免疫細胞は「白血球」と白血球から変化してできた白血球由来のものです。

「赤血球」は、どら焼きを押しつぶしたような形をしていて1種類なんですが、「白血球」は何種類もあって、それらの総称です。「好酸球」、「好中球」、「好塩基球」、「単球」、「リンパ球」。そしてこれらから分化して、「マクロファージ」、「樹状細胞」、「NK(ナチュラルキラー)細胞」。

この免疫細胞が活発だと、「細菌やウイルス」を食べたり分解してくれますし、「活性酸素」を中和してくれます。そのためには、「還元力(抗酸化作用)」があること。

ですから、ビタミンA,C,Eを積極的に食事に取り入れることで免疫力を高めることができます。これらのビタミンは緑黄色野菜に含まれることが多いので、「ハーバード式野菜スープ」にもつながったのではないでしょうか。

ビタミンAを多く含む食材:人参、かぼちゃ、うなぎ、レバー
ビタミンCを多く含む食材:ピーマン、キウイ、ブロッコリー、レモン
ビタミンEを多く含む食材:かぼちゃ、アーモンド、胚芽油、せん茶

また、ビタミンDの抗がん作用も知られています。魚介類やキノコ類に含まれますが、日光浴をすれば人の肌でビタミンDは作られますので、日の光を浴びて気持ちよくなるのも一手でしょう。

(完)

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