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【コラム】「デザイナーエッグ」ご存じですか?

コラム

「デザイナーエッグ」という言葉、聞いたことありますか?

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

前回、スイーツやパンに欠かせない材料の牛乳、卵のうち、「牛乳・ビタミンD」について書きました。今日は、卵です。

スーパーに行くといろいろな卵が並んでいます。L玉、M玉、サイズいろいろ卵など大きさの違うものや、ビタミンD,E強化卵、ヨード卵・光など。

「デザイナーエッグ」とは、養鶏業者や取扱商社などが「ある目的をもって、機能を持たせた卵」のこと。

日本での「デザイナーエッグ」の先駆者は、「ヨード卵・光」でしょう。1976年の販売開始ですから、48年前のことです。この時の開発目的は、「とにかく美味しい卵!」。名前が示す通り化学成分の「ヨウ素」がふんだんに含まれています。

今の時代、鶏のエサと言えば配合飼料がほとんど。その成分は、とうもろこしや植物性油かす、魚粉、肉骨粉、米ぬか、炭酸カルシウム(貝殻など)、動物性油脂、食塩、リン酸カルシウムなどが一般的。

「ヨード卵・光」で求めた美味しさは、「コク」だったそう。推測ですが、出汁にも使う「海藻」に目が行ったのではないでしょうか。鶏のエサの配合飼料にさらに海藻紛を混ぜています。そして現在のパッケージにも、「コク3.5倍」と表示されています。

健康に目を向ければ、「ヨウ素」は甲状腺ホルモンに欠かせない成分。新陳代謝を活発にします。また、抗酸化作用のあるビタミンA,C,Eと同時に摂れば、アンチエイジング効果も。

ところで、日本人女性で、生活習慣病で通院されている女性がどの程度いらっしゃるか、ご存じでしょうか?高血圧で31.3%、高血糖・糖尿病で9.6%、脂質異常症で17.7%です(2022年)。また将来、認知症になりたくない、ガンになりたくないと思う方も多いでしょう。

〇 高血圧症:週に卵3個以上食べる人は高血圧症リスクが低くなります(普通の卵)。
〇 脂質異常症:共役リノール酸(CLA)を含有させた卵が、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を含有させた卵が販売されています。これらは脂肪を分解、蓄積を防ぎます。
〇 心臓病,脳卒中,ガン,認知症:セレン含有卵がヨーロッパ、東南アジア、北米で販売されています。

その他にも、目を守る「ルテイン」配合卵などもあります。

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