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【コラム】ビタミンDの役割と効果

コラム

お客様にお出しするスイーツやパン、朝食のパン作りに牛乳と卵は欠かせません。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

先日、牛乳だと思って購入したものに、「乳飲料」と書いてありました。えっ?っと、成分表示を見ると牛乳に「ビタミンD」が混ぜてありました。

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品にはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは小腸の中でも十二指腸からよく吸収されて、骨や歯のエナメル質を健康な状態に保ってくれる大切な成分。特に高齢女性では骨密度が低かったり、骨粗しょう症になったりする方の割合が高いので、積極的にカルシウムを摂取する必要があります。

カルシウムは、乳製品だけでなく、骨ごと食べられる小魚、大豆製品、野菜では小松菜や切り干し大根などに多く含まれます。しかし、乳製品はほかの食材に比べてカルシウムの量が多く、さらに吸収率も高いことが知られています。

さて、「ビタミンD」ですが、カルシウムの吸収をさらに高める働きがあります。なので、牛乳にビタミンDが混ぜてあったわけです。

それでは、ビタミンDを多く含む食材はというと、魚類では鮭、さば、鰯、ウナギなど、キノコ類では椎茸、舞茸など、卵の卵黄にも含まれています。このようなカルシウムを多く含んでいる食材と、ビタミンDを多く含んでいる食材を合わせて食べるのも一手ですね。

ところで、人には先ほどのような食材を食べなくても、自分で「ビタミンD」を作る機能が備わっています。それが日光浴。ここ埼玉では、夏場なら約6分、冬場なら約40分の日光浴をすると、ビタミンDの1日必要量を自家補給することが出来ます。

日光浴と聞くと、肌の日焼け、シミ、しわなどが心配かもしれませんが、先に書いた時間の6倍くらいの時間日光を浴びないと問題ないそうです。

「ビタミンD」は、カルシウム吸収の他にも、「免疫力の強化」、「ガンの予防」、「糖尿病の予防」、「脳神経保護」、「うつ病予防」などに効果があることが知られています。

最後に、日光浴にはビタミンDを作るという大切な働きがあったわけですが、同時に「セロトニン」という幸せホルモンも作ってくれます。セロトニンは、精神の安定、ストレスへの耐性、意欲を高めるといった重要な働きがあります。日光浴はまさにW効果ですね。

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