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【コラム】日本一のパワースポット「須佐神社」(2)

コラム

「須佐神社」を代々守り続けてきた須佐家。神官(宮司)となってから79代。そのさらにご先祖様がアシナヅチ、テナヅチという神様というのはホントに驚きです。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

「素戔嗚尊」を以後「スサノオ」と略します。

スサノオは、アシナヅチとテナアヅチに須佐の地を守るように言いましたが、スサノオ、アシナヅチ、テナアヅチ、クシナダヒメの4人は全員神様。クシナダヒメはアシナヅチ、テナアヅチの娘で、スサノオの奥さん。なので、スサノオは義父母に対して「この土地を守ってね!」と言って、のちに須佐神社となる屋敷に住まわせ、自分はクシナダヒメとどこか別の家に住んだんでしょうか?
そういえば、スサノオは日本で初めて和歌を詠んだと言われています。その地が島根県雲南市の「須我神社」。ここに住んだのか?しかし、須佐神社はスサノオの御霊をお祀りしているわけですから、説得力に欠けます。須佐神社がスサノオとクシナダヒメの愛の巣で、義父母と同居していた?そして須我神社は別荘かも。

さて、須佐家の始祖について。

これまでアシナヅチとテナアヅチの子孫代々がこの地を守り続けたことから、アシナヅチとテナアヅチが須佐家の祖と書きました。須佐神社の公式ホームページに「須佐大宮司家のご由緒」として同様のことが書いてあります。そして後世、須佐家が神官になったことも。

同じく須佐神社の公式ホームページの「御祭神」に、手摩槌命 (てなづちのみこと)(須佐家の祖神)とあります。アシナヅチはどうなったのでしょう?これは不明ですが、アシナヅチとテナアヅチもしくはテナアヅチ1人が祖神であることは須佐家の書き物から伺えます。

ところが、「出雲国風土記」には、「須佐社(須佐神社のこと)」が、古来スサノヲの本宮と書いてあって(やっぱり須我神社は別荘だったんだ)、社家(宮司)の須佐氏は、スサノヲの子の八島士奴美神(ヤシマシヌミノカミ)を祖とすると書かれています。

しかし、本来の家系である須佐家の言われるところを信じたいですね。

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