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【コラム】「元気で長生き」そのために(4)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

とても興味深いコラムを見つけました。
健康長寿プロジェクトから、「ピンピンコロリの法則とは」と言うもの。

日本は長寿世界一の国でありながら、年をとってもピンピンしている、「健康長寿の人」がとても少ないそうです。死ぬ直前まで元気なPPK(ピンピンコロリ)が理想的。寝たきり老人NNK(ネンネンコロリ)は絶対にイヤ!

長寿いきいき研究所顧問で、首都大学東京の大学院教授 星旦二先生によるPPKの方法論を紹介しています。

日本の中でも長寿といわれる長野県の特徴。

① 高齢者で働いている割合が日本で一番多い。とりわけ農業者が。働き者の爺ちゃん祖母ちゃんが多い!
② 標高が高い自治体がほとんど。標高が1000メートル上がると、男性はほぼ2歳長生き(統計があるそうです)。凄っ!
③ 青壮年者の死亡率が低い。特に肝臓がんの死亡率比が全国平均より約4割少ない。(予防接種が原因のC型肝炎による肝臓がん死亡率が少ないことが背景。)
④ 1人あたりの老人医療費が最も少ない県。
⑤ 地域医療の先進地域。「自分たちの健康は自分たちで守る」という考え方が根付いている。
⑥ 公民館活動が活発で生涯学習に力を入れている。人口100万人あたり843.3館も。これは日本の中で断トツ(全国平均は134.2館)。

標高が高い土地で植物を育て、よく働き、良く学び、多少の体調不良では病院に行かず薬も飲まず、「自分の健康は自分たちで守る」をモットーに生きている人々。なので健康で長生き。
ここからPPKのためのお話です。
PPKは、本来「亡くなる前まで元気」なのでが、実態は、平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳で、健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳。それぞれ約9年、約12年の差が(いずれも2019年厚生労働省資料)。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。

以下、次回につづく。

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