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【コラム】「元気で長生き」そのために(9)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

「超健康長寿(100歳以上)」の人、「スーパーセンチュナリアン(110歳以上)」の人に関する調査では、「慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター 新井康通教授」は第一人者。世界最大級の学術調査、科学的根拠に基づいた調査をされています。

百寿者の人のほとんどが、90歳を超えても自分で身の回りのことが出来るそう。
主人のお母さま、今日が誕生日。87歳になられます。
今なお継続して毎日散歩。ついつい歩きすぎて、だいたい7000歩だと。
昨年も一人で出雲(島根)からこちらに来ていただきました。バス、飛行機、電車を乗り継いで。
もちろん身の回りのことは自分で。
鶴瀬に着いたとたん家中雑巾がけ、買い出し、手作りコロッケ、バラエティー豊かなお料理、庭の草むしりまでしていただきました。
私は、恥ずかしい限り。

新井先生らの研究によれば、「百寿者は、他の高齢者と比較して糖尿病、動脈硬化、認知症になる人が少なく、つまり、老化が遅い。」

心不全の診断に用いられる検査で、血液中の「NT-proBNT」濃度(値が低いほどgood!)の検査が有ります。
その結果、スーパーセンチナリアンの人は、同じ100歳の時点で、他の百寿者よりも顕著に心臓の機能低下が少なかった。

ですから心臓の老いが遅いことが「長生きのカギ」!

じゃあどうすれば良いの?

東京在住で85~99歳の500人余りの生活習慣と血液データから、定期的な運動をしている人ほど「NT-proBNT」が低く心機能が保たれているのだと。
散歩、ラジオ体操、ゴルフ、水泳、ジョギングなどなど。運動する人が心臓の老化が進みにくいと。
そして、もう一つ。

血液中の「アルブミン(血液中のたんぱく質)」。
血中アルブミン濃度が低下している人ほど死亡率が高いことが確認され、つまり、血中アルブミン濃度を高く保つことが長寿の秘訣。

対策:良質なたんぱく質を摂取すること。やっぱり、青魚、大豆製品、つまり昔ながらの「和食」が最高!

以下、次回につづく。

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