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【コラム】「自律神経」の乱れが老化を招く?(1)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
「自律神経と老化」について考えてみたいと思います。

色々な場面で、「反射神経」が落ちたとか耳にします。年を取ると神経が衰えるのか。答えはYesなんだそうです。「自律神経」もしかり。
これまでも書いてきましたが、「自律神経」には、「交感神経」と「副交感神経」があると。そして、この2つのバランスが崩れると、体に悪い影響を及ぼすと。
「交感神経」と「副交感神経」は、一方が高い時にもう片方は低くなると言うものではなく、両方が同じように高いレベルで『どちらかがやや優位』と言うのが、理想的な、心身ともに充実した状態なんだそうです。

順天堂大学の研究チームの調べで、「交感神経」の働きは歳を重ねてもあまり変化がないのに対して、「副交感神経」は、男性で30代、女性で40代から、年齢が高くなるにともないどんどん低下しているそうです。10年で凡そ15%の割合で。
すると、歳を重ねる毎に、「自律神経のバランスがどんどん乱れていく」と言うことになってしまいます。

体の健康は、大きく自律神経に依存しています。

まず、血液循環。加齢によって「副交感神経」が低下すると、血管を拡張する機能が低下します。「交感神経」の支配下にある血管収縮が過剰となり血流が低下、結果として抹消までの栄養や酸素の供給が滞ってしまうことにつながります。

また、自律神経のアンバランスは腸内環境の悪化にもつながります。(この点については、後日投稿致します)

この様な状態が長い間継続すると体の機能が低下し、様々な不調や病気を招きやすくなり、老化を促進することにつながります。
では、健康を維持するにはどうすればいいのか。

「副交感神経」の働きを高めてやればいいわけです。言うは易し、簡単な方法なんてあるのでしょうか?

答えは、次の3つの行動を気を付けることなんだそうです。
1) 血流を良くする。
2) 深い呼吸をする。
3) 心地よさを感じる。

血行がよくなること、呼吸が深くなることは関係付けられますね。また、深呼吸をすると心地よさも感じます。
また、注意点として、姿勢よく。首と背骨(脊髄)には、自律神経にとって特に重要な神経が走っているのだとか。ですから、日常から、正しい姿勢、伸びた姿勢を心がけるといいそうです。

以下、次回につづく。

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