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【コラム】スウェディッシュマッサージの発汗作用(1)

コラム

スウェディッシュマッサージのサロン経営をしているのにもかかわらず、最近、スウェディッシュマッサージについて書いていないことに今更ながら気付きました。そこで今日は、スウェディッシュマッサージによる発汗作用について書いてみたいと思います。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

サロンの温度は、お客様が快適に施術を受けられるように、一年中エアコン、ファンヒーターを用いて室温調節しています。

なのに、施術を終えると、「アツイ、アツイ~!」とか、「私、ほとんど汗をかいたことがないのに、額が汗でビッショリ。」と、驚きの声が頻繁に。

そもそも北欧、寒いお国柄のスウェーデン発祥のマッサージ。暖かくなるマッサージは受け入れやすい要素ではあります。

そもそも、人はなぜ汗をかくのでしょうか?

一般的には、人間は恒温動物、体温を一定に保つ必要があります。なので、外気温が高かったり、運動することで体温が上昇すると発汗し、体表面から汗が蒸発し気化熱(蒸発潜熱とも)を奪い、結果、体表面の温度が下がり、ひいては体温全体が下がります。
風邪をひいたり、怪我をして毒素(破傷風菌など)入ったりした場合も同様。解熱のために汗をかきます。

一説に、「汗をかくことでデトックス効果がある」と言われますが、あれはほぼ誤りだそう。毒素の排泄は、便が75%、尿が20%、汗が3%、髪、爪が各々1%。これが平均的な数値だそうです。

話を戻しますが、私は、「もみほぐし」、「昔ながらのマッサージ」、「アロママッサージ」、「リンパマッサージ」などなど、様々なマッサージを受けた経験がありますが、どのマッサージでも「体が熱くなった」、「汗をかいた」と言った経験はありません。

では、なぜ『スウェディッシュマッサージ』では、体が熱くなり、汗をかくのでしょうか?

次回につづく。

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