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【コラム】レイキヒーリングについて(5)

コラム

これまで、「レイキヒーリング」の、「思考」、「感情」、「意識」への関与、「肉体」への影響、海外の「由緒ある大学での教育」や「著名な病院での導入事例」について書きました。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

ところで、第一話で、「レイキ」は臼井甕男(うすいみかお)氏が、鞍馬山での21日間の断食修行の後に、宇宙エネルギーとの一体化によって「悟り」を得るとともに「癒しの能力」を体得したことが始まり。「レイキヒーリング」は、日本発の技術と紹介しています。

ここで、はて?

臼井氏は、最初から「レイキ」の存在や、その「効果」を知っていたのでしょうか。また、坐禅や断食することで「レイキ」の力が宿ると考えたのでしょうか。
臼井氏は、「人生の目的」と「真の悟り」を求めて禅の修行をしていたそうです。最初は永平寺ではなかったと。しかし、なかなか悟りに達することができず、永平寺の門を叩きます。

永平寺と言えば、道元禅師が開祖の曹洞宗大本山。厳格な作法、規律の厳しいお寺として有名。永平寺で1年間修業を積みましたが、どうしても悟りに達せず悩んだと。禅の師から「それなら一度死んでごらん」と言われ、人生に決着をつける意思で、鞍馬山にこもり断食しながら瞑想をしたと。その間に何度も死にそうな体験をしたそうです。

断食に入って21日目の夜、臼井氏は突然頭上に「強烈な光とエネルギー」を感じて気絶。その時に、宇宙と一体化し、悟りの境地に達したと感じたのだそうです。で、そのエネルギーを「レイキ」と名付けたと。

臼井氏がレイキを体得した後、永平寺から下山。その途中で自分の手からレイキが流れることに気づき、自分や他者の心身の不調を癒すことができることを発見たそうです。そこでこの能力を他人にも伝えたいと思い、レイキの指導や治療を始めたのだそうです。(臼井霊気療法学会)

なので、坐禅や断食を行った本来の目的(人生の目的や悟り)ではなく、たまたま偶然にもレイキの力を体得してしまったということ。

(永平寺での一般的な修行内容)
雲水(修行僧)は早朝から深夜まで坐禅やお勤めを中心とした厳しい修行生活を送ります。坐禅は自分の心を無にすることを目的とし、お勤めは仏や祖師に礼拝。また、食事や入浴なども修行の一環とされ、細かい作法が。

起床はAM3:30、就寝はPM9:00、その間に坐禅は4回(合計7時間40分)、その他諸々のお勤め(仏や祖師への礼拝)。私には到底ムリだわ!

つづく。

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