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【コラム】毎日笑顔で健やかに。

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
今日、目が覚めた時に、ふと「笑顔」と言う言葉が浮かびました。

検索すると、ありました、ありました。医学の分野で笑いの効果に着目した研究がズラリと。

笑うと、免疫のコントロール機能を司る間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質といわれる神経ペプチドが活発に生産され、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、白血球の中のNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化するのだそうです。

健康な人の体でも、1日に3000~5000個のガン細胞が生まれているとか。これをせっせと殺しているのがNK細胞。通常人の体内には、50億個のNK細胞がいて、それが活性化され、感染症や癌から守ってくれています。

ただ、免疫力は強ければいいというものではなく、リウマチや膠原病といった自己免疫疾患は、免疫システムが自分の体を攻撃してしまうもの。ですから、バランスが必要です。
笑顔が作り出す免疫力は、自律神経のバランスも良くしてくれるので、本当に優れものです。

具体的な「笑顔」がもたらす効果の実例を紹介します。

1) 名古屋大学大学院予防医学の竹内先生らの報告 介護を受けていない高齢者14,000人を3年間追跡し、「ほぼ毎日笑う人」に対して「ほとんど笑わない人」は要介護認定リスクが1.4倍高かった。
2) 大阪大学大学院の大平先生らの報告では、「ほとんど笑う機会がない人」と「ほぼ毎日笑う人」では、認知機能が低下するリスクが2.1~2.6倍高くなる。
3) 東京大学大学院医学系研究チームの論文から、同じ比較で、脳卒中になる割合が1.6倍に、心疾患になる割合は、1.2倍高かった。
4) 笑っているときは、脳もリラックスして、沢山の酸素を取り込み、海馬が活性化され、記憶力、思考力のアップにつながる。
5) 血流が良くなることで、新陳代謝も活性化される。
6) 木俣肇クリニックの木俣先生は、アトピー性皮膚炎が大きく改善されたと報告。

その他、笑うことで、ストレスを軽減する「ドーパミン」、痛みをやわらげ、神経を落ち着かせる「エンドルフィン」、幸福ホルモン「セロトニン」、愛情ホルモン「オキシトシン」などの脳内物質の放出も確認されているとのこと。
日本成人病予防協会も、糖尿病患者の血糖値を下げる効果を報告。

皆さん笑顔で過ごしましょうね。

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