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【コラム】「自律神経」ってなあに。(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は「自律神経」が、「交感神経」と「副交感神経」から成り立ち、このバランスが崩れると身体に悪い影響が現れる、と言うところを書きました。

「自律神経」の乱れの原因として、昨日は「ストレス」を挙げましたが、その他にも原因は他にも知られています。

1) 「生活習慣」の乱れ:例えば、昼夜逆転した生活、極端な偏食、睡眠不足などが挙げられています。特に夜遅くまでスマホなどを見ていると、本来「副交感神経」が優位にならなければならないのに、無理やり「交感神経型」をいつまでも継続しているので要注意です。

2) ホルモンバランスの変化:男女を問わず、ホルモンバランスが崩れると「自律神経」が乱れると言われています。特に女性は、女性ホルモンが急激に減少して起こる更年期障害や、月経といった生体サイクルも原因になりうることが知られています。

ここで、救世主を紹介します。自律神経を整える食べ物です。

1) 「トリプトファン」が豊富なもの:気持ちをリラックスさせ、ストレスを抑制する効果のある脳内物質「セロトニン(しあわせホルモンの1つ)」の材料になる「トリプトファン」を多く含む食品。バナナ、大豆食品、鶏胸肉、乳製品など。

2) ビタミンB12が豊富なもの:ビタミンB12は、自律神経の主成分ですからとても大切。レバー、赤身肉、魚介類、海苔など。

3) ビタミンE、ビタミンCが豊富なもの:「交感神経」が優位に立つと、体内で活性酸素が増加します。この活性酸素を還元することで、「副交感神経」が優位になる効果が期待されます。ビタミンEを豊富に含む食品は、カボチャ、ナッツ類、うなぎ、マグロ。ビタミンCを豊富に含む食品は、ブロッコリー、レモン、パプリカです。

4) カルシウムを積極的に摂る:カルシウムには「交感神経」を抑制する作用があります。イライラや不安感の軽減に効果があるそうです。カルシウムが豊富なもの:とりわけ乳製品、その他小魚、小松菜、豆腐など。

もう1つの救世主を紹介します。生活習慣とも関わりがあります。

1) 腸内環境を整える。「自律神経」と「腸内環境」に相関関係があることが分かっています。自律神経の乱れは腸内環境を悪化させ、腸内環境の悪化が自律神経に悪影響をもたらします。つまり、腸内環境を整えると自然と自律神経も整うと言う論理です。

2) 起床後、太陽光を浴びる。朝日を浴びると「セロトニン」が体内生産されます。セロトニンは、先ほども書きましたね。

3) 起床後に、コップ1杯の水を飲む。これが腸への刺激になるそうです。

以下、次回につづく。

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