更新情報

【コラム】ちょっと待って!その食事、大丈夫?

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

11月9日、「PRESIDENT Online(プレジデント オンライン)」に、「果物はヘルシー」というイメージは大間違い・・・「朝食にスムージー」が科学的に危険といえるワケ、と題しての寄稿がありました。
筆者は、ジェシー・インチャウスペという生化学者。ロンドン大学数理科学学士、米ジョージタウン大学で生化学修士号を取得。

11月6日にも、同Webに寄稿していました。「朝食に甘いシリアル」は科学者から見ればNG・・・食べ物を「カロリー」だけで判断してはいけないワケ

まず、11月6日の寄稿から。学校給食やレストラン、食堂などで「この食事は何kcal」と言うエネルギー表示を見掛けることがありますよね。このカロリーを信用してはいけない、と言っています。

化学の世界では常識ですが、エネルギーとは熱量と言います。そして熱量の測定方法は、空気(酸素)で完全燃焼させた時に、どれだけの発熱量があったのかと言うこと。

水の中で金属製の容器に測定対象物を入れ、それを燃やした時に、回りの水温が何度上昇したのかを計ります。上昇温度に水の量を掛ければ、その値が熱量すなわちその物質の燃焼エネルギーとなるわけです。

定食などに表示してあるカロリーも、やはり燃焼エネルギーです。しかし、食事や食物の場合に、口の中に入った物が同じカロリーと言う尺度で考えてはいけない、と言う事を筆者は言っています。

例えば、同じ200kcalの食べ物で、「ドーナツ」と「ヨーグルト」があった時に、ドーナツを食べた時には、食べはじめから約3時間の間に、血糖値が大きな山を描きます。これに対して、ヨーグルトを食べた時には、血糖値の山は非常に低いものだったと。

この結果から、結論として、良いカロリー、悪いカロリーがあり、減量目的であったり、血糖値の低減目的であったりした場合には、良いカロリーの食物を摂りなさい、と。

タイトルに、「朝食に甘いシリアル」とありますが、シリアルとは、コーンフレークやオートミールの類いのもの。体内に入って、速やかに分解され、ブドウ糖や果糖に変化してしまう物は、科学者の目からすればタブーですよ。と。

以下、次回につづく。

PAGE TOP