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【コラム】ストレスと免疫機構(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

昨日は、ストレス過多になると、白血球の中の「顆粒球」が増加し、逆に「リンパ球」が減少することから、病気になりやすい、癌の発症などを起こしやすいことに触れましたね。

では、逆に、全くストレスのかからないような生活を継続させればいいの?

ストレスが一切ない。辛いことも、悩みもない。それで健康を維持できる?

答えはNO!

ストレスが過少だと、副交感神経が優位となり、リンパ球が増えてきます。そして、顆粒球が過少。この状態が慢性的になってくると、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎と言ったアレルギー症状を発症しやすくなり、また、「うつ病」などに罹りやすくなるとの事。

何事もほどほどが肝要。ちなみに、白血球の中の成分の割合で、リンパ球の割合が35~40%というのが良いとの事。つまり、交感神経と副交感神経のバランスがとれていて、免疫力で病気を撃退できる安全圏なのだとか。

ところで、白血球の中の「顆粒球」と「リンパ球」の割合ですが、年齢によっても変化します。15~20才では、リンパ球優位だったものが、加齢によって、「リンパ球」の割合が40~50%だったものが、次第に減少すると。100歳の老人では、20~25%に。

大人で「リンパ球」の割合が30%を割ると、体に、何らかの異常を生じ、20%を下回ると大変なことになるそうです。

ストレスとも上手にお付き合いして、体を労りましょう。

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