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【コラム】マッサージとホルモンの関係。

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

しばらく前に、NHKの番組で、「ホルモン」が立て続けに放映されたことから、マッサージとホルモンの関係が気になって仕方がない、私。

「サロンMITSUKO」のホームページでも、スウェディッシュマッサージの施術を受けられると、幸せホルモンの1つ「オキシトシン」が分泌され、暖かな、幸せな気持ちになると紹介しています。

気になっているのは、それだけだろうか、と言うこと。例えば、スウェディッシュマッサージだけではなく、タッチケア(タクティールケアとも)でも「オキシトシン」が分泌されることが確認されています(1. 日本赤十字看護大学、2. 日本スウェーデン福祉研究所など多数)。また、アロママッサージや、ヘッドスパでも。

では、分泌される「ホルモン」は、オキシトシン以外にもあるのだろうか?

ありました。

幸せホルモンには、「オキシトシン」、「セロトニン」、「ドーパミン」の3つがありますが、この内の「セロトニン」。一般的には、朝日を浴びると「セロトニン」が放出されると言います。しかし、「オキシトシン」が放出されると、セロトニン神経が刺激され、「セロトニン」が放出されると。よって、「オキシトシン」と「セロトニン」のダブル効果で、マッサージを受けると気持ちよくなるのだそうです。

また、化粧品メーカーの株式会社マンダムさんによると、頭皮マッサージを継続的に行うことで、成長ホルモンの分泌量が増加したとのこと。ただし、睡眠中のデータ。

西新宿整形外科クリニック院長の川原先生によれば、マッサージからリラックスが得られ、良質な睡眠を促すことで成長ホルモンの分泌につながると。

他方、以前紹介しましたが、米国マイアミ大学の研究では、マッサージによって、ストレスホルモンの「コルチゾール量」が減少し、「セロトニン量」が増加したとのこと。このことは、同じくホームページに、「コルチゾール」の減少と「オキシトシン」の分泌を紹介していますので、同様の結果と判断されますね。

さらに、桜美林大学の山口先生によれば、「オキシトシン」の分泌に伴い、「エストロゲン(女性ホルモン)」、「セロトニン」と連動してリラックスするのだと。

タッチケア、ヘッドスパ、アロママッサージや、スウェディッシュマッサージに共通すると考えねばなりませんが、オキシトシン、セロトニンの分泌量のアップ、コルチゾールの減少、成長ホルモンの分泌増加が認められているようですね。

また、エストロゲンとセロトニンの相関があることも判りました。

しかし、女性ホルモンや成長ホルモンとマッサージの関係は、なんとなく釈然としませんでした。また機会を見つけて考えてみたいと思います。

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