こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
○脂肪を減らす、○骨を丈夫にする、○筋力をアップする、○肌艶を改善する、○動脈硬化に伴う心疾患や脳梗塞などのリスクを軽減する、○認知症を予防する、○糖尿病を予防する、と至れり尽くせりの「成長ホルモン」。
この「成長ホルモン」の分泌を促進するのに、なぜ「筋トレ」が有効なのか。その答えは「乳酸」です。
特にキツメの「筋トレ」を行うと、それだけ多くの「乳酸」が分泌されます。この「乳酸」が脳下垂体を刺激し、たくさんの「成長ホルモン」を分泌するのだそうです。
ユルめの運動でも「乳酸」が出て、成長ホルモンの分泌に至るのですが、強いほど多くの「乳酸」が、そして多くの「成長ホルモン」につながるのだと。
しかし、私も55才。そうそうハードな筋トレとはいきませんよね。ところがなんといい方法が。たくさんの方が書いていらっしゃるんですが、スロートレーニングというもの。
例えば「腹筋運動」、「腕立て伏せ」、「スクワット」などの誰でもできる運動をゆっくりとするもの。ゆっくりとすれば、その間筋肉に力が入ったまま。脳が「ハードトレーニング」と錯覚して「成長ホルモン」を分泌するのだそうです。
ここで、耳寄りなお話を一つ。
「成長ホルモン」は空腹時に分泌されやすい特徴があるのだそうです。空腹時には、胃・腸から「グレリン」と言うホルモンが分泌されるそうです。
この「グレリン(空腹ホルモンとも)」が、強力に「成長ホルモン」の分泌を促進するそうです。ですから、「お腹すいたー。」と言う時間を作ることが成長ホルモン分泌につながるそうです。
なお、一般的に「成長ホルモン」は、睡眠時に分泌されます。特に入眠後4時間まで高い分泌量を示します。ですから、ここを良い睡眠が取れるようにすることは言うまでもありません。
以下、次回につづく。