埼玉県の神社ランキング第３位、秩父神社について書いていきます。
こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
今日は、「秩父神社」です。
現在のご祭神は次の4柱。
- 八意思兼命（やごころおもいかねのみこと）
- 知知夫彦命（ちちぶひこのみこと） – 八意思兼命の十世子孫で、初代知々夫国造。
- 天之御中主神（あめのみなかぬしのかみ） – 鎌倉時代に合祀。日本神話の天地開闢に登場する神。
- 秩父宮雍仁親王。昭和天皇の弟。昭和28年（1953年）に合祀
創建は、紀元前87年(崇神天皇11年)と、とっても昔。
ここで、天皇家の系譜について。
初代天皇とされる神武天皇から第25代天皇の武烈天皇までは、実在したのか伝説の天皇（神様？）なのかが定かでないそう。現在、第10代崇神天皇以降が実在という見方が多いとのこと。その根拠が、神武天皇（初代）と崇神天皇（第10代）が同一人物であるという見解に基づくと。
崇神天皇は、3世紀から4世紀にかけて即位。当時、日本各地にそれぞれの王朝があり、独自政治が行われていたものを、初めて統一したと。太古の統一王朝といえば、「大和朝廷」が有名。ただ、崇神天皇の治世に初めて全国が統一されたという説が有力なんだそう。
秩父神社、秩父地方などの「秩父」の字。昔は「知知夫」と書いたそう。知知夫彦命は崇神天皇の時代に「初代知々夫国造」に任命された人。今でいう県知事？で、崇神天皇の時代なので当然実在する人物。で、その十世ご先祖様の「八意思金命」を祀ったのが秩父神社の起こり。
また、「初代知々夫国造」の知知夫彦命を、その九世子孫（知知夫狭手男）がご祭神に加えたそう。
八意思金命は、知知夫彦命の十世ご先祖とありますが、すると200～300年は昔ですよね。すると、八意思金命はご先祖様だけど神様？と、不思議な感じが。
調べてみると、「八意思金命」は、とっても知恵のある神様。最も有名なエピソードが、「天照大神」が岩戸に隠れた「岩戸隠れ」の時に、天照大神を外に出す作戦を考えたのがこの神様。
と、やっぱり神様だったんだ。でも、どうして神様の子孫が人間になるわけ？まさかDNAエラー？
つづく。