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【コラム】時々顔を出すハイヤーセルフ。(2)

コラム

さて、今日から「運動と健康の関係」について、本番です。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

万歩計で、1日の歩数をカウントしていらっしゃる方も多いと思います。
厚生労働省では、「保健福祉動向調査」、「国民栄養調査」を行い、「アメリカスポーツ医学協会」のデータを参考に、1日1万歩の身体活動(要は歩いた歩数)を推奨しています。ちなみに、1万歩というのは、距離にして8km。時間にして90分を念頭に置いています。

また、これとは別に、厚生労働省は、18~64歳の人に対して、「歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行う」という身体活動基準を設定。これは1万歩に到達するまでの中間目標みたいなもの。さらに、「息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う」という運動基準も設定しています。こういうのを見ると、私は「お役所仕事」みたいでアレルギーを感じますが。

とにかくこれは、生活習慣病予防を目的にしたもの。代表的な生活習慣病として、肥満、高血圧、高血糖、高脂血症などが挙げられます。

じゃあ、その「身体活動」なるものが、生活習慣病にどのように効果があるのか。

  • 運動でエネルギー消費量を増やすことで、体脂肪を減らすし、結果、肥満の予防・改善に。
  • 運動で心肺機能を向上させ、血液循環を促進。これにより、高血圧や高血糖、高コレステロールなどのリスク低減に。
  • 運動は、筋力や体力を向上させ、これにより、日常生活に必要な身体活動量の確保に。
  • 運動は、ストレスホルモンの分泌を抑え、エンドルフィンなどの快楽ホルモンの分泌を促すため、ストレス解消や気分転換に。

筋力・体力の項とストレスの項は、「お役所仕事」で掲げた生活習慣病とは異なりますが、体にいい事には違いなさそうです。

これに対して、『健康長寿ネット』では、生活習慣病の発症予防、病気による死亡リスク低減、生活機能レベルの低下予防、健康寿命を延ばすことを目的に、「有酸素運動」、「ストレッチング」、「筋力トレーニング」、「バランス運動」を推奨しています。ハッキリ言って、こっちの方がずっとスッキリしませんか?

※ ヒーラー&リース作家のtaekoさんによる「ハートフルヒーリング」。いよいよ9月8日からスタート!ご希望の方はスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOまで。

つづく。

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