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【コラム】直感とひらめきとスピリチュアルと。(2)

コラム

さて、本題の「直感とインスピレーション(ひらめき)とスピリチュアル」に話を移します。

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

別途調べてみると、「ひらめき(inspiraton)」と「直感(intuition)」、似ているようで違うもの。ひらめきは自分で説明のできる思いつきで、直感は説明できない思いつきとあります。数学の問題の解き方を思いつくのは「ひらめき」、「あいつが怪しい」という刑事の感は「直感」だと。

すると、「ひらめき」は、過去の知識を組み立てて導き出される回答や手順であって、「直感」は、過去に積み重ねた経験値に着想を得た予想値とでも言えるのでしょうか。

あれれ、しかし羽生さんの言われる「直感」は「なぜそれを選んでいるのか、きちんと説明することができるもの」とあります。すると、羽生さんの言われるところの「直感」は「ひらめき」のことか?

話は変わって、近年の脳科学の研究から、「ひらめき」と「直感」では使用される大脳の部位が異なるそうです。

ひらめきは大脳皮質、直感は大脳基底核の線条体という部位の働きだそう。

難しい話はさておき、線条体は運動を司る部位でもあり、(ヒトは考えずに)歩く、走る、ジャンプする、箸を使う、自転車に乗るといった行動をコントロールしているのだと。

なので、線条体の働きによる直感は経験があって働くもので、未経験分野では働かないものだそう。

ひらめきは意味と意味のつながりを見つける働き。ニュートンの万有引力の法則、アインシュタインの相対性理論などがひらめきの成果。なので、課題解決しようとする意欲的な行動から生じ、その土台は頭の中に蓄積された知識と経験のデータベースなのだと。

こう考えると、日常生活を営む上で「ひらめき」と「直感」は両方とも必要で、上手に使い分けることが必要なようです。

ここでもう一度。辞書によれば、「ひらめき」は自分で説明のできる思いつき、ですから知識の箱に入った個々の情報と、それらを目的のためにロジカルに結びつける思考が「ひらめき」という結果につながるわけです。すると、何らかの課題や問題に出会ったときに自己完結するのがひらめき。

一方の「直感」はと言うと、説明できない思いつき。なので、直感にはスピリチュアル的な何かが影響しているのかも?

つづく。

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