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【コラム】神話の国・出雲 これ知ってる?(2)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。
今日も「神話の国・出雲」の、これ知ってる?(2)をお送りします。

出雲と言えば「蕎麦」。日本三大蕎麦の1つである「出雲そば」。ちなみに残りの2つは、岩手県のわんこ蕎麦と長野県の戸隠そば。
出雲蕎麦は、そば殻まで全部石臼で挽いていますから、薄紫っぽいような、他の蕎麦と比べると黒っぽい色合いをしています。食べ方は「割子(わりご)そば」がオススメ。

「割子そば」と言うのは、平べったい円筒状の小さめの丸い器(割子(わりご)と言います)にそばが盛り付けられて出てきます。1人前3段重ね。個別に追加は何段でもできます。
そばには何も(薬味もつゆも)かかっていない状態で、お盆に乗って出てきます。

薬味は、鰹節、きざみ海苔、紅葉おろしときざみネギです。そしてつゆも別途入れ物に入って出てきます。
ですから、薬味もつゆも、等分して(自分で)かける必要があります。

1枚目の割子に、薬味を適量かけて、つゆを「そばに丸い円を書くように」かけます。そして、ズルズルっと食べます。1枚目の割子に残ったつゆは、2枚目の割子(薬味を乗せた後で)にかけます。ただこれだけでは当然つゆが足りませんので、つゆを追加します。以下、同様の食べ方です。

最後に残ったつゆは、そば湯に入れて飲みましょう。

出雲地方には蕎麦屋さんは多いです。特に出雲大社の周辺には。主人に聞くと、50年前後前だったら、蕎麦は「荒木屋」か、献上蕎麦の「羽根屋」。これは出雲大社近くの場合で、国道沿いの大衆そば屋だったら「飛田」か「たまき」。ただ、「飛田」はつぶれた。「たまき」は昔、うどんの美味しい店だった。(過去の話)

ところが(現在の話)、「神話の国出雲の祓(はらえ)の旅」で主人と一緒に、全部の店食べ比べをしました。「荒木屋」、「羽根屋」共に主人は、昔と出汁が変わって不味いと。具体的には、アゴ(飛魚)の出汁がキツすぎて、蕎麦を殺していると。昔は、もっと醤油辛い感じで出汁も控えめだったと。

「たまき」の出汁が、まだいい感じだそうです。

出雲大社に行ってみたい方、特に出雲大社近くには蕎麦屋さんが何件も林立していますから、よく調べて行くことをお勧めします。出雲空港近くに、大きな店舗で「たまき空港店」があります。こちらはお値段が少々高めですが、お勧めですよ。

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