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【コラム】私の心を支えてくれた「ベルガモット」

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

今日は、「私の心を支えてくれたベルガモット」について書きますね。

美容院を辞め、外国製の高級化粧品メーカーに勤め始めて暫く、「フェイシャルトリートメントをやりたい。」と、会社に直訴して、日本橋高島屋に異動(新宿高島屋から)になりました。

そこの販売員は、マネージャー、サブマネージャー、3番手、1番したっぱの私。

厳しいマネージャーで、毎日毎日「あんたなんか、人の100倍練習したって上手くなれないわよ。」と、言われ続けました。

私の気性は負けず嫌い。「何くそ、いつの日か見返してやる。」と思い続け、休みの日の度に友達の家に押しかけ、「フェイシャルトリートメント」の練習に励みました。付き合ってくれた友達には、感謝しかないですね。

しかし、心は弱いもの。毎日「下手くそ」と言われ続ければ、弱気になる時もありました。

そんな時、越智啓子(精神科医)先生の「人生の癒し」と言う本に出会いました。簡単に言うと、ストレスには、「アロマ」と「クリスタル」がいいよと書いてありました。

そこで「アロマ」を置いているショップに出かけ、様々なアロマの香りを確認したところ、「ベルガモット」が私には1番フィットしましたので、即購入。

例えば仕事の休憩中、「ベルガモット」をハンカチに数滴垂らして香りを嗅いだり、自宅ではディフューザーを使って香りを楽しんだり。

そうしているうちに、少しずつ落ち込みも軽くなり、自己肯定感が芽生え、前向きな意識に変わって来たんですね。すると職場の雰囲気まで変わってきたんです。

休日毎日、コツコツ練習を重ねた結果、いつしか誰ともなく「ゴッドハンド」と呼ばれるようになりました。

仕事を辞めて7年くらいになりますが、いまだに高島屋にお越しになるお客様の中で「ゴッドハンドのトリートメントを受けると化粧ののりが違ったのよね。」と、おっしゃった方がいらしたそうです。

辛かったけれども、嬉しい思い出です。

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