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【コラム】やせホルモン「GLP-1」の驚くべき力

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

先日の9月29日(木)、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」と言う番組を見ました。

「やせホルモン」と言われる「GLP-1」と言うホルモンに注目して、食事の順番を変えるだけで減量が叶うと。具体的には、野菜とたんぱく質を先に食べて、5分経過以降にごはんを食べると言うもの。

なるほど、理に叶っている。
1) 食事の開始から、5分経過してからごはんを食べると、血糖値のピークの値が小さい。
2) 「GLP-1」ホルモンは、脳の満腹中枢を刺激し、満腹感を与えることで食事量が相対的に減少する。
3) 「GLP-1」ホルモンは、胃の蠕動運動を緩やかにするため、直ぐに満腹感が得られ、なかなかお腹が空かない。
4) このため、食間もお腹が空きにくく、さらに食事量が抑制されやすく体重減少につながる。

調べてみると、平成25年7月30日に放送された、「たけしの健康エンターテイメント・みんなの家庭の医学」と言う番組でも、糖尿病の治療薬として使用されている「GLP-1」が取りあげられていたとの事。

番組テーマは「新発見!やせるホルモンで病の元凶“肥満“を解消SP」。言葉や表現は異なれども、メカニズム及び現象は全く同じものでした。

そもそも、「GLP-1」は、2型糖尿病の治療薬として開発されたもの。また、その効果にも注目されています。

しかし、一方で、美容クリニックなどでは、メディカルダイエットとして、「GLP-1」のホルモン注射剤を処方されることが、しばしばあるそうです。

「ホルモン」は、本来体に備わったもの。ですからその作用やメカニズムは本当に感心しきりです。また、そのホルモンの作用を参考に治療薬が開発されることは喜ばしいことですね。ただ、だからといってダイエットに応用、と言うのはいささか行き過ぎでは、と思うのは私だけでしょうか。

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