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【コラム】「疲れ」って何だろう?(その3 最終回)

コラム

こんにちは。埼玉県富士見市のスウェディッシュマッサージサロンMITSUKOの角森です。

「疲労」について考えてみたいと言っていましたが、きっかけを書いていませんでしたね。

少々古い話になりますが、1999年に厚生省(現在の厚生労働省)の調査で、就労人口の6割もの人が疲れを感じていて、さらに、3人に1人が、6ヶ月以上つづく慢性疲労に悩んでいると報告されていたんですね(調査結果)。そこで、この原稿を書き始めました。

昨日、「疲れ」って何だろう?(その2)で、疲労の原因物質である活性酸素に対して抗酸化作用を持つ「イミダゾールジペプチド」を挙げました。
この「イミダゾールジペプチド」を効果的に摂ることができる食物の1例として、鶏胸肉を書きました。

実際に、「疲労」を自覚している健常者(成人)207人の日本人を対象に、鶏胸肉由来の「イミダゾールジペプチド」含有ドリンクを8週間摂取して効果を調べた研究が行われました。
大阪市、大阪市立大学など5大学、大手食品メーカー、医薬品メーカーなど18社が連携した産官学連携プロジェクトによります。

その結果、1日200mgの「イミダゾールジペプチド」を摂ることで疲労が軽減することが分かったそうです。
さて、「イミダゾールジペプチド」200mgとは、鶏の胸肉の量にするとどれ程だと思いますか?

正解は、100gです。

ドリンクとか、サプリメントならば手軽に摂れますが、鶏の胸肉を毎日100g、それを8週間(約2ヶ月)は無理ですよね。

ですから、やはりここは「身体の疲れを芯からほぐす」、「幸せな気持ちにしてくれる」スウェディッシュマッサージの出番でしょう。
皆様のお越しをお待ちしています。

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